2002年のR・Sコンベンションのこと。
「R・S」の、2002年のコンベンションの話です。
昨年の後半はほとんど参加できなかったので、
今年は気張って参加していきたいです。
1月/6月
- 1月27日
- 久々のコンベンション参加。去年の後半は、寝坊が続いて参加できなかったという…(シーン)。午前中天気が悪かった割に、人は多かったです。…天気が悪いから、逆に人が多かったのかな。今回は「ルーンクエスト」を持ってきたGMさんがいて、それにもすっごく惹かれたのだけど…結局「ソードワールド」に行ってしまいました(笑)
今回の「ソードワールド」、舞台はGMさんのオリジナル世界でした。世界観やルールは全く同じなので、地理だけがオリジナルなんですね。シナリオは、正統派ダンジョンシナリオ。PCは6人で、グラスランナーの女性、人間の男が2人、女が1人、性別不祥が1人、美青年(笑)が1人(笑) キャラ作成は、既に何度か冒険をこなしているということで、経験点を+5000点、武器と鎧と基本装備一式は持っていて良し、ただし所持金はダイスを振ること、ということでした。
今回、私は正統派プリーストがやりたかったんです。今までマトモにプリーストをやったことがないもんで、それこそファリスのガチガチの神官戦士でもやってみたかったのですよ。だがしかし。生まれ表を振るのが好きな私(だって、それで設定決めるんだもん)、まさかここで「悪党」が出ることはないだろう、と思って振ったら、出目は「4(悪党)」……。どうやら、私のプリーストは全員もれなくシーフ技能を持つ運命にあるらしいです……(遠い目)。名前は、フェイ。22歳の美青年(笑)
…ちなみに、PCの1人は、生命点と精神点が共に1桁というレンジャー…。勇気あるなぁ…。
今回の依頼人は、20歳くらいのラーダのプリーストの女性。彼女と対面するなり、いきなりのフェイ君の第一声は、「どうなさいましたか、レディ?」でした(笑) …そういうキャラを狙ってみたんです、今回……。
聞くと、依頼は、とある村の近くにある未発掘らしい遺跡の調査。そしてそこに隠されているらしいある品物を持って帰ってくれば、報酬を上乗せ、という内容。実はこれは彼女自身の依頼ではなく、有名な年配の女性作家のたっての願いらしい。鍵となる重要なアイテムであるらしい銀のロザリオをその女性作家から預り、依頼を持ってきたラーダプリーストのレディ(笑)も伴って、村へと向かったのでした。
村へ行ってみると、遺跡のようなものは確かにあるが、子供の遊び場になっていたりして、危険も仕掛けもなさそうなカンジ。けど意外な場所に、遺跡への入り口を発見。フェイ君的には「明日はあそこの調査だな…」と思ってたのだけど、夜のうちにグラスランナーが勝手に調べに行っちゃって(笑)、お陰で手間が省けました。
かくして、ダンジョン探索が始まったのでした。どっかを触った時にいきなり入り口が閉じられて退路を断たれてみたり、古代語をしゃべるガイコツのついた杖を拾ってみたり、ドアを開けるなりおバカなレンジャーが足を踏み出して変なトコ踏んで水晶球らしきものを壊してみたりしつつ、探索を進めていきました。
最後の最後で杖の口車に乗せられてウッカリ罠にハマってみたりしたけど…。私は絶対に怪しいと思ったけど、ここまで散々な仕打ちを(杖に)しといて、ここまできて更に疑うのもまた可哀想かな、と仏心を出してしまったのよね。だから止めなかったんだけど…。けど、アレはもしかしたら、あのプレイヤー的には「お約束」としてわざとハマったのかな、という気もちょっとする…。些細なことも全て疑ってかかってた人が、最後の最後で気を許す、ってのはちょっと考えにくい気もするしね…。
結局、頼まれた品物は無事に手に入れ、崩壊するダンジョンからも何とか抜けることができました。どさくさに紛れて他の財宝も引っ掴んできましたが(笑)
プレイヤー的名場面は、NPCのレディにやたらちょっかいを出そうとする生・精1桁のおバカなレンジャー君へのツッコミ。隣にいた性別不詳のソーサラーシーフのプレイヤーと共に、ぴったり同時に声までハモらせたツッコミは我ながら見事でした(笑) あそこまでタイミング合うとは思わなかった…。感動した(?)GMから、ツッコミ2人に経験点10点ずつのボーナスがもらえました(笑)
キャラクター的名場面は、やはりレディへの対応(笑)と、2回の戦闘で2回ともトドメを持って行けたことでしょう。特にボスキャラとの戦闘では、ファーストアタックを奪って、「この私に傷をつけるとはぁぁ!」とか言う敵に向かって「フッ」と不敵に笑ってみたり、ここで倒せなかったらパーティーに大きな被害が出る、というところで倒せたんで。よかったかな、と。
けど…何かプリーストとして物足りなかったな、と思ったら、誰もケガをしなかったんですね(笑) プリースト魔法で使ったの、毎朝の日課の<ラック>だけでした。ちなみに<ラック>の出目、けっこう「3」が出ました…。危ないなぁ。てか、達成値の関係ないとこで出てくれてよかったと言うか…。
話戻しますが、せっかくモンスターもオリジナルだったのだから、もうちょっと攻撃力が高くてもよかったんじゃないかな、と思う。せめて直接攻撃が当たってダメージが少し通るくらいには。もう少し、戦闘で緊張感を煽ってもよかったんじゃないかな。回避力はあれ以上高くなると今度はこっちの攻撃が当たらなくなるから、あんなもんでいいと思うけど(笑)
てか…GM的には、前衛のファイター2人が2人ともプレートメイルを着込んでることの方が、むしろ計算外の外だったかもしんない(苦笑)
そして自分の迷場面。…最初の所持金が少なかった……。出目が3で、600ガメルしかなかったの…。装備は持っていていい、ということだったから心配なかったんだけど…と言うか、「プレートとグレソーを買ったからこんなに減ったんだ」とか言って(笑)
そんな中で予備武器として必要筋力11・打撃力14のブロードソードを(少しまけてもらったけど)買ってしまって、そしたら遺跡の村での宿代が出せなかったという(笑) 宿代のこと、すっかり忘れてたんよ、私が……。その宿代、レディから借りました…(苦笑) 「いや、お恥ずかしい……」と、申し訳なさそうに、恥ずかしそうな苦笑(笑)
あ、ちゃんと、報酬をもらった後で、どさくさに紛れて拾ってきた財宝の中から宝石を見繕って返しましたよ。60ガメルのところを、200ガメル相当ので(笑) 「そんな大したことしていませんし…」と遠慮する彼女に、「ご一緒できてとても楽しかったので、そのお礼です(にっこり)」とか何とかいう言葉も添えて(笑) そしたら、「そういうことでしたら…あの、今度お食事でも…」「光栄です。喜んで(にっこり)」(笑) で…完全な余談ですが、GM曰く、その後、何度か2人きりで食事に行ったりもしてるらしい…。やった!♪ 俺の勝ちだ!!(爆笑)←誰に……。
今回のベストプレイヤーは、「サラシモノ」という点ではおバカなレンジャー君。けど、ちゃんと「ベスト」という本来の意味で選ぶなら、ストーリーに一番貢献したのは性別不詳のソーサラーシーフ、GM的に気に入った(レディへの対応が)のがフェイ君、という候補が上がったのですが、その誰でもない、蛮族の女性シャーマンになりました。
全員でサイコロ振って、一番高い人にしよう、ということで決めたのですよ(笑) 先の3人に関しては、GMが「出目に+2」と言ったにも関わらず、3人とも目が低かったんですな。ま、彼女も、名場面としてラスボスの正体を6ゾロで見破るという大活躍をしましたからねぇ。しかも、<ファイア・ボルト>でクリティカル。迷場面としては、毎晩の奇妙な儀式ですか(笑)
私はオイシイとこ総取りしたんで、ソレで十分♪(笑)
- 6月16日
- …また久々になってしまいました…。あぅ。
今回は、友人を誘って行きました。TRPG初心者なため、一度だけやったことのある「ソードワールド」があればいいなぁ、と思ったのだけど…何か初心者向けではなかった…(苦笑) なので、スタッフ卓に入れてもらいました。モノは「真・女神転生」。ヤヲイセッションに誘われた時にやったものですな(笑) …別に今回はヤヲイセッションではありません。が、プレイヤーは女子ばっかりでした(笑)
今回のキャラは、ヤヲイセッションの時の某ルイ君(フェンシングとトリック)とは一味違う、完全戦闘系キャラ。軍隊格闘術です。自A隊の偉い人とコネ持ってます。…で。レベルが25なため、あと二つ、技能があったりするワケですが。…トリックと骨法でした…。な、なんでまたトリックが付くんだ、私のキャラは…(苦笑)
そして、友のキャラは速剣使い。で…二人のキャラの能力値やら技能やら見て、「このキャラ…見たことあるよね……」「何か、すっごいよく知ってるよね…」というワケで、友のサイトのなりきりチャットで生まれたキャラがだいぶ今回のキャラに乗り移りました(笑)
私のキャラ、名前は安藤康介、23歳、男。表向きフリーター。他の人のキャラは、みんな男でした。一人太極拳のおじいさんがいた他は、全員若いあんちゃん(笑)
今回のシナリオは、舞台は四国。いきなり呼び出されて「四国旅行だよ♪」なんて言われてみたりして(笑) 航空券は向こう持ちで出してくれたんだが……武器はどうやって持ってったんだろう?(笑) しかし。四国の空港(高松?)に着いた途端、何か妙なのに襲われたりなんかして。…いきなり凍って金縛りに遭ってみました……。むぅ……。
何か、泊まったホテルの近くでたまたま誰かのお師匠さんが講演やってたりしたのをコッソリ覗きに行ってみたり、そこでウッカリ捕まって飲み会に付き合わされたりしたのですが(笑)、どうやら今回のキーワードは「お遍路さん」。
八十八ヶ所巡りをする人はたくさんいるのだけど、どうも何かがおかしいらしい。よくよく調べてみると、ちゃんと88ヶ所行けてない!! コレは何かある…というワケで、自分達も札所を巡ってみることにしたのだが。フツーに歩いていて、仲間に呼び止められる。…どうやら、そこにある札所に気付かずに通り過ぎようとしていたらしい…。どうも何ヶ所かの札所に人払いの結界が張られているようだ。
そして、その札所に入ってみたら。人っ子一人いやしない…と思ったら、おじいさんが一人座っている。「ここ200年で久しぶりに人が来た」とか言うそのおじいさん。何かいろいろ話を総合すると、とにかくきちんと88ヶ所巡ることができていない今の状況は悪い気が溜まってかなり危険らしい。
その「澱んだ気」が溜まっている山が最終決戦の場でした。…で、そこには「しどでいびす」ってヒト(ヒト…?)がいました。オプションのモンスターがまた厄介な特殊能力を持ってたりしましたが、そこはソレ、チームプレイというヤツで切り抜けました。「剣反射」とかいう能力を持ってるヤツに対しては、友のキャラである速剣使いの彼(「タオ」を持っていた)にお札をぺったんと貼ってもらって(笑)、相性を万能にしてもらったりして。
で…札所にいた謎のおじいさん、「サイキ・マオ」とか名乗ってたんですが…これって、空海のことだそうですね…。知らなかった。
とにもかくにも、友と私は状況を理解するだけでいっぱいいっぱいでした。…やっぱり前提として風水とか陰陽とかの知識がある程度ないとキッツイわ…。
…あ、それから、友と私と二人して、元になったオリキャラどもの影響で「お前ちょっと一緒に来い」だの「じゃあ俺、安藤の方に行くよ」だの言いそうになってたこととか、「お札をぺったん」の時に密かにほくそ笑んでたこととかはとりあえず黙っときます(笑) それから、このセッションのお陰でそのオリキャラの微妙なとこに微妙な設定が付け加わったことも、とりあえずナイショにしといてください…。ナイショなんだよ。ナイショなんだってば。
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