銀河英雄伝説(田中芳樹/徳間書店) |
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言わずと知れた、「銀英伝」。中学生の時、友人からコミックを借りたのが最初だったかな…。ヤン提督にハマって、小説も読んで、ハマった当初、2ヶ月ぐらいずーっと、銀英伝の夢ばっかり見てました。
まるっきりのフィクションなのに、本物の歴史ものを読んでるみたいで、読み始めると一気に引き込まれちゃうのね。もとが小説だから、同人誌とかの類を見るのは好きでした。
キャラの顔も、両国の軍服も、描く人によってすっごくイメージの違いがあったりして。コミックやアニメの影響か、だいぶ統一(?)されてきたような気はするけど。でも、「や」的ハマり方はしてません。登場人物たちにすごく実感があるから、不用意にそういうことしてはいけない気がして。 8巻が一番泣きました。当然、ヤンが死ぬシーン。ああいうところで本当に死なせてしまうところが、田中芳樹のすごいところだと思う。そういうところが、あの小説に実体を持たせているんだろうねぇ。 ビデオ第3期でヤンが死んで、それからほどなく富山敬さんまで亡くなって、すっごいショックでした。しかもヤン提督のお葬式イベントなんてあったから、余計にさ。タイミング良すぎてさ…。 まだビデオは第1期、第2期をつまみ食い程度にしか見てないんで、近いうちにレンタルでもして全部見ようと思います。(←5月末現在、本編は第4期まで見終わり、今は外伝を見ています) この小説にハマったのは中学生の時でしたが、何となくだけど、政治には目を向けていなきゃいけない、みたいなことを実感しました。戦争を起こしてはいけない、ってことも。 それにしても…こういう「小説」の登場人物とか歴史とかは多少複雑でややこしくてもけっこう覚えちゃうのに、どうして世界史は覚えられないかね…。 ところで…外伝は全6冊、と聞いた気がするんですが…あと2冊、本当に出るんですか? |
ロードス島戦記(水野良/角川書店) |
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中学生の時、友人の1人が「絶対面白いから、いいから読め!」と(無理矢理)貸してくれたのが最初。今思うと…何故彼は私にそんなもの貸そうなどと思ったんだろう…。
で、首を傾げつつ読んでたんだけど…ハマりました(笑) えぇ、思いっきり。ファンタジーはむしろ好きな方だったしね。と言うか、読んでみたら「こういうのが読みたかった!」と言うか。 それで続きを借りるの待ちきれないから、自分で続きを買おうと思って本屋に行ったら「リプレイ」とかいうのが置いてあって、「ロードスだけどちょっと違うっぽい?」 と思って何の気なしに見てみたら…ハマった…(笑) そんなわけで、TRPGにもほぼ同時にハマりました。やるまでにはもうちょっとかかったけどね。 今、改めて1巻とか読んでみると…水野にも青い頃があったんだねぇ…とか言って(笑) まだ慣れてないと言うか、たどたどしいと言うか…。(←偉そう) 「ロードス島ワールドガイド」を見てたら、オルソンの所持技能に「シャーマン0」なんて書いてあって、確かに「怒りの精霊」の話はあったけど細かいところは忘れてて、 それがきっかけで、ワールドガイド読みながら、小説もストーリーを追って流し読みしたんですが…泣けました。3〜4巻。「シャーマン0」が…1レベルにもならない 「シャーマン技能」があまりにも切なくて。初めて読んだ時にも泣いたエピソードだったけど、ガイドと共に読んでみたらあの頃とは比較にならないくらい泣けました。 ちなみに、好きだったキャラは、スレインとセシル。「知性派」が好きだったんだよ(笑) 初期のカセットブックではスレインは塩沢兼人さん、セシルは速水奨がやってたよね。 …あの頃はシヤワセだった…(笑) けど、ガイドのお陰でオルソンの株も急上昇(爆笑) ビデオ版オルソンもそう言えば速水だったっけな…(笑) 新シリーズの「新ロードス島戦記」もこれからの展開が楽しみです。自分のキャラと名前がかぶった某悪役が妙に気になる今日この頃…。よっぽど、ウチのヴェイルにもソーサラー技能つけてやろうかと思った…。 |
考え中 |
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