ミュージカル第3弾
2004年7月29日〜2004年8月8日
東京・東京芸術劇場中ホール
2004年8月11日〜2004年8月15日
神戸・新神戸オリエンタル劇場

赤字で書いてある部分は、自分ではすっかり忘れ去ってたけど人様のレポとか見て補完したとこ。
第一幕:オープニング
既にお馴染み(?)の、「キュキュ、パコン」という音が聞こえてきて、幕開け。でもステージは真っ暗。薄い暗幕がかかったままです。「?」とか思ってると、客席左側の真ん中の扉を開けて堀尾が登場(笑) 神戸は横の通路がないので、後ろから出て来たのかな? 2階・3階からでは確かめようもなかったんだけど。「確かこっちだったハズなんだよな〜」その後ろにカチローとカツオも続いて登場。「ホントにこっちで合ってるの?」「俺に任せとけって」「そんなこと言って、降りるバス停間違えたの堀尾君じゃん」「そうだっけ?」で、ステージに向かって走るんですが…後ろに走ろうとしたのを急にステージ側に方向転換するんだよね。カツオとカチローはそれでワタワタするんだが…31日午前は何事もなかったような気がするんだが、午後ではカチローがコケました(笑) その次あたりからは、コケて「うわーん!」とか泣き出した…(笑) 挙句、「帰るーー!!」とか駄々こねてた…(笑) そしてステージに上がった途端に「うわぁ…ここが準々決勝の会場かぁ…!」なんて一瞬にして泣き止むんだ、カチロー(笑) カツオも、客席を見て「さすがにギャラリー多いね!」…そりゃ、何百人という観客がホールを埋め尽くしてるからなー(笑) …カツオのポーチについてるマスコットが微妙に気になります…。
そして、どこからともなくサングラスを取り出してトリオの歌。都大会もあっという間に準々決勝。氷帝、不動峰、北條、銀華、山吹、箕輪台、そして青学とルドルフ。…箕輪台って、どこやねん。てカンジですが、7巻の第52話ラストの見開きとか8巻の第62話の扉にあるトーナメント表にちゃんと出てきてます(笑) 北條は、10巻で銀華の練習を見に行った乾のセリフの中にも出てきてたやね。
トリオは、「先輩達、大丈夫かな…」なんて言いつつ、「うちの先輩達が負けてるとこなんて想像できるか?」「……想像できなーい!!」このあたりで、海堂のあの両手を突き出した反復横跳びをやってるのが何か笑える…(笑)
そして、まだ真っ暗のステージに青学レギュラーがスタンバイ。神戸では、暗幕もお立ち台もないので、ステージが暗転するだけでした。

ちなみに私、あまりに不安が大きかったせいで、初回はマジ泣きしてしまいました…。「あぁ、どうしよう。始まっちゃった。英治のいない舞台が始まっちゃったよ」みたいな。

第一幕:爆発だ!
トリオの歌が終わると、薄い幕の後ろでスポットライトが当たって、レギュラー陣の歌。今回のテーマは、「青く燃える炎」と「爆発だ!」です(笑) 出だしはそれぞれの立ち位置に段差があって、何となくDVDで見た初演を思い出しました。アレも、立ち位置に段差をつけてあったなぁ…。人物の配置は違ってたと思うけど。で、それぞれスポットライトが当たって1フレーズずつソロを歌って、最後にリョーマのパートで段が下がってステージが平らになるんだね。で、みんなで合唱。途中で転調するのが何かスキ。ダンスもキレイです。みんなが左側に動く時に左利きの部長とリョーマだけ右側に動いていったり、何もかも左右対称になるのが何度見ても萌えます(笑) 神戸では、お立ち台がないので1人ずつステージに出てきてソロパートを歌ってました。…そういう意味では、芸劇のステージって…凝った演出できるんだなぁ…。てか、神戸はステージも狭かった…。

それと…何か、私が初めて観た31日午前の時点でもう、キメの声のハリが今までより弱かったんですよ。ノドの調子悪いのかな、っていう。ちょっと掠れてて伸びが悪いな、みたいな。第一声を聞いて、「アレ?」って。今までのキメの声と明らかに違うんだもの…。「私の知ってるキメじゃない!!」みたいな。ちょっとビックリした。
そして、7日午前では…兼ちゃんがラケット落として、拾おうとして取り損ねて、なんてことをやってました…。た、頼む! がんばってくれ、部長!! 私のためにも(←?)、変なとこは見せないでくれ!!とか思わず祈ってしまった。休演日ナシでぶっ続けだもんなぁ…。キツイよなぁ…。

第一幕:精鋭・聖ルドルフ
また1年生トリオが現れ、ルドルフのメンバーについて話してます。「どんな人たちか、堀尾君、知ってる?」「俺が知らないワケないでしょ〜?」そして、メンバー紹介。順番に、ステージ右側の休憩所みたいなとこに出てきます。観月、赤澤、金田、柳沢&木更津、裕太の順でしたね。野村はいません(笑)
そしてトリオが去っていく時、堀尾がカツオに「お前、カレー食っただろ」…関係ないじゃん!(笑) だいたい「カレー食っただろ」とか「昨日カレーだろ」だったんですが…。
7日午前:「お前ら、その髪型気に入ってんの?」カチロー「僕は気に入ってるよ?」
8日午前:カツオ「堀尾君、眉毛剃らないの?」「うるさいよ!」更にカツオが何か言おうとして、「な〜に〜〜!?」
15日午前:カツオが「堀尾君、眉毛描いてるでしょ」「描いてねーよ。それ言ったらコイツなんか、ヅラだぜ」「……ヅラじゃないもーん(泣)」
15日午後:堀尾がカツオに「お前、髪伸びたな」「そう? じゃあ、幕間で切ろうかな」「言ったな?」「うん」そしたらカチローが「僕も切ろうかな」「お前、ヅラじゃん」「ヅラじゃないもーん!!」…どうやらホントに切ったみたいですよ、カツオ…。2幕で出てきた時、何か短くなってたもん(笑)

そしてトリオが去ると、観月が裕太に「向こうが逃げたようだ」と告げるシーン。野村はいないので(笑)、柳沢が「弟君に負けたらカッコ悪いだーね!」とおちょくる係になってます(笑) 何か…観月が妙に可愛いです(笑) 「キーはここです」って手を広げるとことか、何かすっごい可愛い…。更に、「んふっ」がすっごいウケます(笑) 何か笑ってしまう(笑) シオ…頑張ったんだね…。よく特徴を捉えていたよ…。アニメでの石田彰の妙にハマりすぎてたあのインパクトにも負けず(笑) いや、でも、それ以上にインパクトがあったのが、柳沢!(笑) 「だーね」があんなにハマる役者も、そうそういまい…。まるで、普段から「だーね」を口癖にしているかのようでしたよ…。観月の「んふっ」と柳沢の「だーね」は、出てくるたびに笑いが起きてたしな(笑)
そして裕太が「完膚なきまでに、叩きのめしてやる!!」観月が何となく裕太を振り返るのがさり気にお気に入り。ここでルドルフの歌。それぞれにソロパートがあるんだけど…木更津のパートで、「セオリー通りの勝利。そんな勝ち方じゃつまらない」ってあるんですよ。それは…観月に対する挑戦か?(笑) ソレはケンカ売ってますよ、木更津…。
この曲、パイプオルガンのフーガみたいなカンジで、すっごい好きです。一発でハマってしまった…。9回で歌詞をほぼ全部覚えられるくらいには(笑) 何でパイプオルガンかなー…と思ったら…曲の終わり際に気が付きました。ルドルフだからだよ! めちゃくちゃ宗教系の学校じゃないか! 気付くの遅っ!! …でも…何かフーガって、漏れなくバンパイアのイメージなんだよな…(笑) あ、あと、ダンスも何かバレエとフラメンコをたしたみたいなカンジで何かスキです。ちなみに、ほとんどシオしか見てなかったことはナイショです(笑) だって…何か、可愛いんだもん。

第一幕:お前にゃ負けねぇ!
青学のオーダー発表。スミレちゃんがいないから、仕切るのは部長の役目なんだな。…よかった、セリフが増えて(笑) 「実質、ここが一番の勝負どころだ。これに勝って、関東大会の切符を手に入れる!」そしてオーダー。「ダブルス2、桃城と海堂!」「よし!」と気合いを入れる桃だけど…ふと立ち止まって桃と海堂が「「…ダブルス?」」とハモる(笑) 「ダブルス1、大石・菊丸!」「ほいほ〜い」「頑張ろうな、英二!」「おう!」…コレがまた、「ほ〜〜い」とか返事してた回もあって、可愛かった…。で、その間にも、桃と海堂は腑に落ちない様子(笑) 「シングルス3、越前!」「……ちぃーす」やっぱり首を傾げる桃と海堂(笑) 「シングルス2、不二!」「OK」そして顔を見合わせてやっぱり不思議そうな桃と海堂(笑) 「そして、シングルス1は…」ここでタカさんが期待の眼差し。「…俺だ」ガックリするタカさん(笑) それを指差して面白がってる菊丸(笑) 乾にたしなめられてました…。7日午前は「菊丸! そのへんにしておけ」、7日午後は「菊丸!!」、8日午前は「菊丸! 乾汁飲ますぞ」慌ててブルブルと首を横に振る菊丸(笑) その間にも、やっぱり「「ダブルスぅ!?」」と納得できない様子の桃と海堂(笑) そして、乾からルドルフの体制についての説明があります。何気に、菊が大石とじゃれてるんですよ…。ファスナーひっぱったり。そんなとこでラヴラヴっぷりを見せ付けなくていいから!! で、「さあ、油断せずにいこう!」という部長の決め台詞。

ちなみにこのオーダー発表、8日午前では兼ちゃんがステキなアドリブをかましてくれました(笑) S1の発表の時、「そして、河村」といきなり名指しです。「シングルス1は……」もったいつける部長に、名指しされてやっぱり期待のタカさん。「……俺だ」(爆笑) 最後のセリフ言う前からもう、客席から忍び笑いが(笑) うわーん、兼ちゃんがいぢめるーー!!(笑)
しかし、これでは終わらなかった神戸最終日。「いぢめるー!」が一転して、ものすごい大ボケっぷりだったよ!! 15日午前では、「シングルス1は……」不自然な間。アレ?という感じで慌ててジャージのポケットを探る部長。何か取り出したのは…白い紙? メモですか? それを急いでしまって腕組みをし直して、「……俺だ!!」…け……兼ちゃんッッ!!(爆笑) 乾に「手塚……油断するな」とかツッこまれてました。その後の「油断せずにいこう」が余計におかしかった…(笑)
そして究極の千秋楽、15日午後。「シングルス1は……」やっぱり不自然な間。乾の方を振り返って何やら目で会話しています。「コレでいいんだっけ?」と何かを確認するみたいな雰囲気で。どうやら、大石が「お前だ」と囁いたらしいですな。そして頷いて前に向き直って、「……お前だ!」…は? ちょっと待て、兼ちゃんーー!!! 他のメンバーも「えぇ!?」「『お前』じゃないよ!!」場を収めるのは大石。「みんな、すまん! シングルス1は、手塚だ! タカさん、残念! …乾、次、頼む」後ろを向いていた部長が、乾に「手塚、前を向け」って…そう言えば、言われてたな…。そして前を向いた部長は、「気をつけ」の姿勢で立ってました…(笑) あまりの衝撃に、笑うのに忙しくてステージをよく見てなかった(苦笑) で、乾がルドルフの説明を始めると部長はまた腕組みするんだけど…すかさず乾が「手塚!」と言いながら「手はここ! 気をつけ!」みたいな感じで自分の足の横をパンパン叩くもんで、部長はまたしぶしぶと気をつけを…(笑) で、乾が話してる間に、もういいかな?みたいに様子を窺って腕組みをするんですが…「新マネージャーが裏で糸を引いていると聞いたが」というセリフのとこでは律儀にまた気をつけの姿勢で乾に向かうんですよ…(笑) それで、ちゃんと「油断せずにいこう」のセリフもあるもんだから……。お前が油断するなーーっっ!!(笑) あぁ、もう、兼ちゃんってば……。
やられた…。今回、1回目に観た時から、部長のセリフはいじれないだろうと思ってたんだよ…。確かにセリフそのものはほとんどいじってないけど、ここまで崩してくれるとは、全くの予想外…。いや、もう、爆笑させていただきました。兼ちゃん……サイコーだよ、アンタ…。でかくて顔のいい男が大ボケかます様は、見ていて愛しいです…(愛) これ…英治だったら、何をやらかしてくれたんだろう(笑) ちょっと見てみたいなぁ(笑)

その後みんなが去っていく時にまた桃と海堂は「「…ダブルス!?」」とハモる(笑) 「俺と……」「……お前が?」「「ダブルスぅ!?」」しつこくハモる。そして靴紐を結びながら「よりによってお前とダブルスとはな」とボヤく海堂。ラケットで海堂の肩を叩いて「補欠になって出られねえタカさんのことも考えろよ」と桃城。ジロリと睨むタカさん(笑) ビビる桃城(笑) ジュースを買おうとしていたリョーマは慌てて逃げ去る(笑) この時のタカさんも、8日午前は泣きながら去ってたんだが…15日午前は、桃&海堂のところに向かっていこうとするタカさんを、不二がすごい勢いで袖から出てきて慌てて止めてました(笑) 海堂は思わず正座してましたよ…。
「触るな!」と海堂がラケットを跳ね除けると、桃城の顔を直撃。…休憩所のあたりで1年生トリオが効果音に合わせて何か追いかけっこみたいなことやってます…(笑) カチローの髪を引っ張ったりとかしてたこともあったなぁ(笑) で、桃と海堂は、「痛ぇだろうが! マムシ!」「てめぇ…今何つった!」そしてケンカ…なカンジのデュエット。「お前にだけは負けたくねぇ!」みたいなカンジの歌です。アドレナリン全開です。トリオはバックダンサーとして踊ってます。けど…ここの振り…フォークダンスか、ソレは?ってカンジ(笑) 結局、仲いいんじゃん。みたいな(笑) まぁ、ラケットで尻つついたりもしてるけどね。曲の感じは、深司の「スポット」とちょっと似てるかな?

間奏の時には、縄跳び対決があったり、海堂がチャリに乗って出てきたり、たまにはサドルではなく後ろの荷台のとこに座ってこいでたり(笑) 桃はカチローが持ってきた一輪車に乗ろうとして、「無理だよ!」そしてハンカチを取り出して、「はい、花が出てきます!」と手品(笑) 7日午後だったかな? 何かのぬいぐるみで「ほら〜、可愛いでしょ〜」みたいなこともやってたけど(笑) 海堂は、カツオが用意したリコーダーを吹いて、カツオが後ろからヘビのパペットを(笑) 縄跳び対決も、二重跳びは海堂、大縄は桃の勝ちになるんだけど、たま〜に海堂が二重跳びで早々にひっかかってしまったり。これも8日午前は、カツオがチャリに乗ってたり、カチローが一輪車に乗ろうとしたり、手品の花が最初から出てたり、ヘビが海堂のアタマをかじったり(笑) 15日午前では縄跳び対決があやとびになってましたね。で、やっぱりカツオがチャリに乗って出てきたり。しかし15日午後ではとうとう、乾がチャリをこいで後ろに海堂が乗るという…(笑) ナチュラルに乾海かい!!

第一幕:ダブルス1&2
時間の関係で、コート2面を使ってダブルスは同時進行。何故か緊張するカチロー。「あ〜、緊張する〜〜」「何でお前が緊張すんの?」「よーし、がんばるぞー!」「出ねーよ」これも8日午前では、「カチロー選手のファーストサーブ!」なんて言ってたな…。15日は、午前も午後も「よーし、がんばるぞー!」「お前、サーブ打てんの?」「そーれ!」とアンダーサーブ。「バドミントンかよ!」
そしてまずはD2、桃城・海堂ペアの試合から応援です。ステージの右側奥が少しせり上がって、そこに青学D2、手前がルドルフD2です。何だかんだで協力する気はさらさらなさそうな2人ですが。試合が始まるとなかなかのコンビネーションを見せ…たと思ったらまたケンカ。ストレッチしながら海堂が桃の足踏んだりね。15日午前では踏み損ねて逆に踏まれたり。15日午後でも踏み損ねてたかな。「あ、くそっ」みたいなこと言ってたかな(笑)
で、審判に「早く試合に戻りなさい!」とたしなめられて、「「とにかくアイツらをブッ倒すか!」」 木更津の空中で動くドロップボレーも、原作を知ってれば納得できるぐらいには表現されてます。ただ…このあたりのセリフは、試合のテンポの問題もあって、どれが誰のセリフだかわかりにくかったな…。

第一幕:諸刃の剣
いきなり、違うところを見ているカチロー。D1がまさかの展開になっています。そしてステージはD1の試合へ。左側奥がせり上がって、その上に青学D1がいます。試合を見ている青学とルドルフのメンバーも、お互いの位置を入れ替わります。
菊の打ったダイビングボレーは惜しくもアウト。大石が声をかけるが菊は上の空。試合を見ているリョーマ、「ボールが5つ6つぐらいに見える」と呟きます。赤澤の妙なクセによるブレ球です。常人には決して判別できない無数のブレ。しかし菊丸は、動体視力がよすぎて、無意識に全てのボールを追いかけてしまう。能力値の高さが仇となる。そんなカンジのことを乾が歌います。この曲、観月も参加してデータマン対決の歌になっています。更に、歌いながら試合中のD1の中を2人が歩き回ったりしています。…菊の「8個だっつーの!」のセリフも欲しかったな…。

ブレ球によっていつも以上に疲労をためながらも、逆に燃えた菊丸は滅茶苦茶に飛ばしていきます。そして、「残念だな、赤澤。これはダブルスだ!」と大石のムーンボレー。とうとう追いついたゴールデンペア。堀尾が「大石副部長、ただ地味なだけじゃなかったんだ!」カチローも「ただ地味なだけじゃなかったんだ!」カツオも「ただ地味なだけじゃなかったんだ!」そして乾がノートにメモを取りながら「ただ、地味なだけじゃなかったんだ、大石は」大石が「…ほっとけ!」(笑) 7日午前あたりからは、「大石は」の部分でトリオもハモってました(笑) この後に大石と菊の「ダテにゴールデンペアと呼ばれてないよな!」「うん!」という会話があるんですが…15日はその「うん!」という返事が「うんっっ!!(うるうる)」みたいな……。わかりますかね、この感覚…。
で、ゴールデンペアのオーストラリアンフォーメーション。思わず力んでボールをネットにかけてしまった赤澤。ステージ真ん中に歩み出て、「ぬおおおーーーー!!!」(笑) 「あ〜、スッキリしたぜ〜…」何かこのセリフが妙にオヤジっぽくて笑えたんですけど(笑) いや、言い方が。堀尾が「ビックリしたぜ〜。何だよアイツ、ぜ〜」「ぜ?」とかカチローにツッこまれてました(笑) 「ぜ〜」が抜けてる回もあったけど。
熱気を放出しても、「この俺が何とかしてやる!」と力む赤澤。金田が「バカ澤、コノヤロウ! 敵はダブルスで来てるんだ! 今はシングルスじゃないんだ、コノヤロウ!!」最初のうちは、思わず拍手が沸き起こったりして(笑) その後の赤澤の「何だと、金田!」のとこも、後半になるとちゃんとラケット振り回して「ウルァ!」と追っかけてましたね。そしてゴールデンペアのフォーメーションの弱点をついてくる金田。ここが勝負どころです。

第一幕:シナリオなんか関係ない!
そしてまたD2。休憩シーン。スミレちゃんがいないので、部長が「どうだ、調子は」と声をかけると、桃がゼエゼエ言いながら「あいつら結構やりやがる。おもしれぇ」海堂「息上がってんじゃねーか」桃「ケンカ売ってる?」部長「やめろ! まだ元気が有り余っているようだな」桃「いや、もうバテバテ…」ふと平然としてる海堂を見て、「…でもねぇな。」技術やコンビネーションはルドルフの方が上。なら、どうする?と問われて、海堂の「精神力で勝つ!」と桃の「体力で勝つ!」が重なるんだが…8日午前では、「「若さで勝つ!!」」とハモってました(笑) 森山…ソレでいいのか、アンタ?(笑) 本当に若さで勝てるのか?(笑) …とか言いつつ、実は森山とタメだったりする私は、彼に対して年齢ネタ(若さとか何とか)が出てくるたびに、ちょっと微妙な気分になってみたり(笑)
15日午前で「〜〜で勝つ!」を何と言ってたのかがちょっと聞き取れなかったのが残念…。「精神力&体力」でも「若さ」でもなかったように聞こえたんだけど…。しかし15日午後は、また兼ちゃんがやらかしてくれましたよ(笑) 桃の「いや、もうバテバテ…」の後、次のセリフを言おうとした瞬間に、「桃城」「……………」また、不自然な間が(苦笑) 何だ、どうなるんだ?と思っていたら、部長が「昨日、マッサージを呼んだらしいな」…それは桃城じゃなくて森山の話でしょッ!?(笑) てか…本当に呼んだのか…? そして海堂が「抜け駆けしたな!?」返答に困る桃城…と言うか、森山。客席も大爆笑。そして「「若さで勝つ!!」」とハモる(笑) …若さで、って……マッサージ………(笑) …いいんだよ。森山はまだ十分若いよ。

そんな2人を、柳沢が「観月のシナリオは当たるだーね」とおちょくると、2人は「うるせえんだよ」「アヒルゥ!!」と海堂のラケットを奪ったタカさんまで乱入(笑) 「テニスにシナリオなんかねーんだよ!!」15日午後では「アヒルちゃーん!!」になってた挙句、「シナリオなんかないだーね!!」になってました。
バーニング状態のタカさんのソロ。ルドルフも巻き込んで、ラインダンス(笑) タカさん節が炸裂。最後はラケットを取られて、「そうさ、テニスにシナリオなんかは! なぁ〜いぃ〜〜」といきなりトーンダウン(笑) 声の裏返り方が見事でした。ウマイなぁ…。最後は、尺八の音が響く中、深々と一礼して去っていきました。

第一幕:俺に任せろ!
そしてまたまたD1。休憩シーン。スコアは5−6でルドルフのリード。ベンチで休んでいます。菊はアタマにタオルを被っています。8日午前は明らかにそれまでと違うタオルだった…。遠くてよく見えなかったんだけど、どうも…菊丸の絵が入ってたっぽいカンジ? そんな2人のところにタカさんがドリンクを持ってくるのだが…休憩が終わっても立ち上がれない菊。何とか立ち上がってコートに入るも、すっごくヨタヨタしてます。「英二…限界なのか…」
そして大石のソロ。…何か…俺が守ってやるだの、戦いの息吹吹き返すまで気を送るぜだの、「2人で1人」だの「表裏一体」だの、すっごいラヴラヴな歌でした(笑) でも、「Depend on me!」が最初全然聞き取れなかった…。発音マズイよ、土屋…(笑) で、最後は「どんなピンチの時も、2人で限界を超えてゆこう」…もういいです。ラヴラヴなのはわかったから…。
ここでは、さっきまでとは違って青学が手前、ルドルフが左奥の段の上にいます。ルドルフのD1も曲に合わせてダンスしてるのがけっこう好きです。青学とルドルフが同じ振りで踊ってるんですよ。でも菊は明らかにキレが悪い。同じ振りなだけに、菊の疲労の度合いがよくわかると言うか。

第一幕:復活!
動けない菊と、1人で粘る大石。しかしルドルフのマッチポイント。「終わりだ、大石!」と赤澤。必死に食らいつこうとする大石より早く、菊がボールを拾って打ち返します。前転して寝転んで、ピョンと飛び上がって、「大石、お待たへ! 充電完了だよーん!」
そして菊のソロ。これもラヴラヴな歌でした…。大菊は公認ですか。みたいな。いきなり「ヘイ! ようやく生き返ったよ〜。君に支えられ〜」とかくるからちょっとビックリしたけど(笑) あちこち飛び跳ねながら歌ってます。懐かしい「変なオジサン」のポーズで踊ってたり。勢い余って、客席を走り回ったり(笑) 大石が「アハハハハ」とか笑ってます(笑) 「いや、そんな」とか照れてます(笑) 菊の後を追って大石まで客席を走ってたり。通路の側の席だった回があったので、間近で見られました。8日午前は、走りながら「2階席の皆さーん! 立ち見の皆さーん! お元気ですかー!!」15日午前も、「2階3階の皆さーん!」なんて言いながら走ってました。しまいにゃ、「神戸、最高ー!!」そしてこの歌も、「どんなピンチの時も、2人で限界を超えてゆこう」で終わるんですよ!! …もうわかったから…。

しかし。菊にばかり気を取られていてはいけません。ステージ上も楽しいことになってます(笑) よくよく見ると、リョーマと不二が踊ってたり。それを部長と乾が止めようとするんだが、構わず踊ってます。7日午後はとうとう、部長と乾までリズム取ってました(笑) すぐに部長が止めてたけどね。15日午前は、やっぱり不二とリョーマが踊ってるんだけど…部長が不二を止めようとしたら、すごい勢いでその手を振り払うんですよ、不二ってば。結局、部長と乾の2人がかりで抱えられて舞台袖に連れていかれてました(笑) そして15日午後は、不二を部長、リョーマを乾が引きずって舞台袖へ…。でも、戻ってきた乾と部長もちょっと踊ってた…。やっぱり部長がすぐ止めるんだけど。何か…部長のそういう仕種は、新鮮ですよ…。

ステージ上に戻ってきた菊がストレッチしてる時に、赤澤が菊の動きをマネしてるのがおかしかったです。足つりそうになってたり(笑) 15日午前は、赤澤が「何ですかぁ」みたいに髪を梳くのを菊丸がマネしてたのかな?
そして、ムーンボレーと見せかけた大石のドロップボレーで、何とか追いついてタイブレーク突入! 先行する青学。そしてD1とD2の試合が目まぐるしく入れ替わります。D1が退いてD2が出てきて、D2が退いてD1が出てきて、その動きが止まってD2が出てきて、みたいなカンジで。そして、D1決着。7−6でルドルフの勝ち。「充電…切れちった」と大石の肩を借りている菊丸ですが…しまいにゃベンチまで引きずられてました(笑) 可愛かった…。それをまた不二が抱え起こしてたりしてね。

第一幕:思わぬ結末
大石から後を託されたD2。「よし! 一本集中!!」…観月のコート整備もやってほしかったな…。メイドの格好はしなくていいから(笑)
桃のダンクスマッシュが決まって、「暴れたんねーな! 暴れたんねーよ!!」8日午前は「暴れたんねーだね!!」なんてアドリブもありました。15日午後は、「マッサージ行ったから暴れたんねーよ! 暴れたんねーだーね!!」なんてのも。…引っ張るなぁ、マッサージ(笑)
そして、一度もスネイクを出さない海堂に、「お前、このままアレ出さねーつもりか?」「そうだーね、早く出すだーね」「てめーもうるせーんだよ、アヒル!!」「俺のどこがアヒルだーね!」言いながら、柳沢はラケットを尻に当てて尻尾みたいにするの。木更津が「…だーよ」とツッこむと、今気付いたみたいに「グェッ!」…15日午後は、とうとう海堂まで、「てめーもうるせーんだーね、アヒル!!」なんて言ってました…(笑) 「だーね」が大ハヤリだ。

そして海堂は、「…フン。勝手にしろってか」覚悟を決めたようです。そして海堂の元にチャンスボール。「アレは…スネイクじゃない!」海堂のブーメランスネイク! みんなビックリ。ルドルフベンチはあまりの出来事にひっくり返ったりしてました。柳沢は腑に落ちないようで、何度もコートを行ったり来たり。15日は、よく見たら観月が柳沢と木更津に何やら耳打ちしてましたね。
でも、シングルスコートに入らないうちはまだ未完成。不二「それが海堂をダブルスにした理由なの?」乾「それともう1つ、それを見て燃える奴がいてね」タカさん「いくらライバルのスーパーショット見たからって、いくら桃でもそんな単純に燃え…」部長「あいつは単純だぞ」桃「アイツにゃ負けねぇ!!」…ここも、15日午前はとうとう部長まで…「あいつは単純だーね」……兼ちゃんッ!!(笑) …言ってみたかったんだね…(笑)

桃のダンクスマッシュも炸裂。試合の中で進化していく2人。また桃のところにロブが。不二「あれはスライス回転のロブ…。アレをダンクスマッシュで打つのは至難の業だ」構わずにダンクにいこうとする桃。「さっきと同じ軌道…。勝負だーね、桃城!!」柳沢と桃が互いを指差すのがカッコイイです。が、桃のスマッシュは軌道が変化して、跳ね返ったボールは柳沢の顎を直撃。倒れ方がウマイです。ぐわんぐわん、てなってバタッって倒れるのがすっごいウマイ。「ボールが…ホップしただーね……。星が…見えるだ〜ね……グェッ」…ダメだこりゃ。というワケでベンチに引きずられていく柳沢。…足動いてますが(笑) 項垂れてる観月が可愛いです(笑) でも、15日午後は…マ●リックスみたいにわたわたした後、倒れずに平然とアピール。客席の拍手を「い●とも」でタ●リがよくやるみたいに「チャチャチャ」で締めて倒れました(笑) で、「ボールが…ホップしただーね……。テニミュ、サイコーだ〜ね……グェッ」(笑) …もう何でもアリですな、千秋楽…。
D2の試合中、よく見ると菊がものすっごいオーバーアクションで不二と何か話してます(笑) …アレ…充電…切れ…て…?? アレ? 充電切れた割には元気だな(笑) あ、でも原作でも、すぐ復活してたか。「俺たちの仇取ってくんろー!」なんつって。
そしてルドルフの棄権負け。まさにシナリオなんかお構いなし! タカさんのセリフで「シナリオなんかお構いなしってカンジだぜ!」と入るんだが…やっぱり15日午後は「お構いなしってカンジだーね!!」…ホントにもう、「だーね」が大ハヤリで…。

そして1幕エンディング。「青く燃える炎」とルドルフの歌が同時に歌われます。ルドルフのソロパートのメロディーがちょっと違うように聞こえたけど…どうだろう。「爆発だ!」と「正確無比の〜」が重なるとこは、聞いてておもしろい。ただ、人数のせいもあるんだろうけど…ルドルフの方がどうしても音量が少ないかな…。 ちなみに、乾はデータノートを持って踊ってます(笑)



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