第一幕:オープニング・Run! |
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静かに幕が開き、薄い暗幕の向こうで中央に赤いスポットライト。1人の少年が後ずさりしてくると、そこに亜久津が迫ってきます。少年を殴り倒し、暗転。…前回のルドルフもだったけど…また今回も違うパターンで来ましたよ。 そして、ステージ右端の幕の前に乾が登場。「青学レギュラー陣、ランニング開始。1周1分以上の者には、ペナル茶を飲んでもらうよ」レギュラー陣、一斉にブーイング。…千秋楽の時だけ、真っ先にやたらハッキリと「美味しそうだね」と聞こえました…。不二…(笑) で、乾の「用意、スタート!」の掛け声で、曲が始まります。…正直、ゾクッとしました。オープニング曲がそのままストーリーに組み込まれるのって…初めてでしょ。 オープニングの曲、全員の「Run!」の掛け声の後に名前を呼ばれて、呼ばれた人が1フレーズのソロを歌います。微妙に、初演を思い出しました。アレも部長が1人ずつラケットで指して名前を呼んでソロを歌っていたから。でも、今回…名前を呼んだのは乾かな? 部長の声とちょっと違う気がしたし、乾だけソロがなかったから。 で、桃、タカさん、不二、菊丸の順で呼ばれて歌って、全員の合唱パートが入って、次は海堂、大石、部長、リョーマ。タカさんのソロ部分での振りは、あの海堂の反復横跳びでした。全員でやってると、何か変に壮観です(笑) …菊のソロの「ちょいと一発!」のところがどうしても「ちょいと一杯」に聞こえそうで何か…(笑) 合唱パートで「Run! Run! Run!」って3回言う部分が…音だけ聴いてると「ラン、ラン、ラン♪」ってカンジで何か可愛い(笑) で、この曲、間奏の部分とかで原作にもあったランニングシーンがほとんどそのまま再現されてます。桃と海堂が競り合って、後ろでリョーマと不二がちょっと考えてタカさんをけしかけて、菊がタカさんを押し退けて。部長までみんなを牽制してたりしてたけど。 最後はみんな一斉にゴール。乾が「全員合格」。部長が「おい、いつまで座っている気だ」座っていたレギュラー陣みんな立って、「聖ルドルフ戦は持久力を要求される試合だったと言える」云々。「そこで」「紅白戦を行う。全員10分後にコートに集合。いいな!」 そこでとりあえずみんな袖にハケるんですが…ペナル茶を持ったままの乾。菊に「ソレどうすんの?」と聞かれ、ちょっと困った後、「俺が飲む!」と口をつけてました。菊が「うげぇ〜〜!!」とか言ってたけど…そのままハケちゃったので、本当に飲んだのかどうかは謎(笑) が…22日午後は、タカさんかなぁ。誰かの目が乾と合って、慌てて逃げてました。そして23日午前は、部長の目が乾と合って、不穏な空気を感じた部長、「あ!」と客席を指差して乾と菊の意識を逸らして逃げました(笑) そして23日午後の千秋楽では…また部長。「手塚」と呼び止められ、無言のままペナル茶を差し出され…やっぱり無言で受け取ってしばらく固まって、「乾、ひとついいか」「何だ」「何故俺なんだ」(笑) 「それは…」何を言うのかと期待していたら。「…俺より背が高いからだ!!」(爆笑) 確かに原作では乾の方が背が高い!(笑) そして部長は一言「すまん」と言うなり、ジョッキに口をつけ……。え……。の…飲んじゃったよ! ペナル茶、飲んじゃったよ!! まさか飲むとは思わなかったよ!! 半分くらいで咳き込んで菊に「手塚〜もういいよぅ〜〜」なんて言われてましたが、構わずに飲み干し…カラになったジョッキを乾に返して、「油断した」そして袖にハケる時に「…うっ……」菊が思わず「手塚ぁ〜〜!!!」…いや…ウケた(笑) 今回は乾汁の犠牲者はナシかな、と思ってたら…お城が飲んじゃった…。オイシイところをハズさない人だなぁ(笑) このペナル茶、草太と同様に荒木も自分で作ったのかしら…。 |
第一幕:俺は亜久津〜山吹の暴れん坊 |
…上のタイトルは気にしないでください。どうしても、初演の「俺は桃ちゃん〜青学の暴れん坊」が過って…(笑) 部室の前。1年トリオが登場。「レギュラー陣の紅白戦が見られるなんて!」なんて話をしてる後ろでカチローが水筒の中身を勝手に飲んでます…。「ごめん!」と言って慌てて2人のところに駆け寄るカチロー、「何かタバコくさくない?」「あ、あそこ!」亜久津が部室に寄りかかってタバコをふかしています。「青学の生徒じゃないよ」「どうしよう」そしてお調子者の堀尾が「俺が注意してやる!」と無謀にも亜久津に向かっていきます。「ちょっと、そこのチミィ!」(笑) 「校内でタバコなんか吸わないでください!」でも亜久津は、「お前、誰に指図してんの」そして堀尾を殴りつけ、堀尾を助け起こそうとしたカチロー&カツオも亜久津の迫力に負けてそそくさと逃げる(笑) そして亜久津は「越後屋とかいう1年レギュラーいんだろ。ちょっとそいつ連れて来いや」堀尾が「…いや…越……?」ととぼけようとする中、カチローとカツオは「先生呼んでこなきゃ!」とそーっと抜け出そうとするけど、亜久津に「逃げんの?」と見咎められ、亜久津はそこにあったラケットを掴むなりカツオに向けてボールを打つ。…原作では荒井&カチローだったこのシーン…ボールをぶつけられる人まで変わっちゃった。で、カツオにボールが命中して、カチローは「ラブ−フィフティーン!」(笑) そんな場合じゃないだろ…。案の定、亜久津に睨まれて小さくなってたけど。その後も全てピンポイントでカツオにボールをぶつける亜久津。「助けてーー!!」という悲鳴でリョーマが登場。ボールを打ち返して、「何なの、この騒ぎ?」で、亜久津は「お前が越後屋か」「…アンタのこと、知らないんだけど?」そして石を拾い上げ、リョーマに向けてサーブ。ラケットで弾き返すリョーマ。「最高じゃねーの!!」と立て続けに石を打つ亜久津。最後の一発がリョーマに命中して倒れると、「決勝まで上がって来い。俺は山吹中3年、亜久津だ」 ここで亜久津のソロ。「俺には俺のやり方がある」みたいなカンジのこの歌…何か、自己紹介の歌だし、微妙に初演の桃ちゃんの歌を思い出しちゃうんだってば。曲調とかは全然違うのに。曲調はむしろ海堂の「タフ」に似てるのかなぁ。ちなみに、この曲を思い出そうとすると、海堂の歌(「俺はマムシ」と「タフ」)とタカさんの歌(「テニスにシナリオはない」)が一緒に浮かんできます。 歌の途中、他校生とのケンカシーンみたいなのがあるのだけど…学ランの下に微妙に緑色っぽいものが見えます(笑) …山吹メンバーの誰かがやってたのかな? 3人ほど。そして部室では、大石と桃がリョーマの手当てをしようとするシーンも。原作で「転んだだけっス」なんてやってたシーンですね。 亜久津のソロが終わると、舞台暗転。 |
第一幕:紅白戦、不二vsリョーマ・勝利の神はどちらに微笑む? |
レギュラー陣が集合、紅白戦開始。まずは、不二とリョーマから。「今度は兄貴の方ね…」とコートに入るリョーマ。「不二先輩…倒しちゃってもいーんスよね?」試合が始まるのと同時に、「勝利の神はどちらに微笑む?」とレギュラー陣が歌い始めます。試合を見ながらのそれぞれのセリフもちゃんと歌詞に組み込まれてます。リョーマのスプリットステップ。左右に振って足止めさせようとする不二と、構わず前に出るリョーマのデタラメなスピード。不二の「トリプルカウンター、受けてみるかい?」とリョーマの「ドライブBで崩してやる!」も。…ついでに言えば、他のメンバーたちが2人の周りを歩いたりするんですが…一部、つきまとうのを止めようとしたりしてます。 そして、リョーマのドライブBをかろうじて返し、その後のスマッシュを羆落としで打ち返す不二。この羆落としのモーション、「ああ、羆落としって、こうなんだ!」みたいな…何つーか、すっごい本物っぽかったです。乾が羆落としの解説をしてる間、リョーマと不二はスローモーションで今のラリーを再現してます。 そして、不二が「ドライブB、これといった攻略法が見つからない。キミの体力が持久走の後で消耗してたから何とか返せたけど…」「何見てんスか」「…別に?」で、荒井のセリフだった「スマッシュはもう使えねーだろうな」ってのは堀尾のセリフに。そんなギャラリーを他所に、リョーマはスマッシュに拘ります。そのスマッシュを尽く返されるリョーマ、「絶対破ってやる」と闘志を燃やします。そして乾が、「どんなに不利な状況でも、絶対に諦めない。そう、あの時も…」みたいなことを呟き、舞台はルドルフ戦のS2、リョーマ対裕太の試合へ。 リョーマ対裕太。リョーマがツイストサーブを駆使して追いついたところで、裕太が「俺の名前は、俺の活躍で覚えさせてやる!」と叫んで裕太のソロ、「俺は俺の名前で呼ばれたい」が入ります。そして裕太のスーパーライジングと、ツイストスピンショット。観月がいないので、「ライジングで崩し、ツイストスピンで抉る」とかのセリフが赤澤のセリフになってますが。しかしリョーマはそれも破ります。「アンタの目標は兄貴なんだろうけど、俺は上にいくよ」そして今度はリョーマのソロ、「オレは上にいくよ」が入って、不二の独白。「それにしても、不思議なヤツだね、越前。ぜひ、戦ってみたくなったよ」 曲の終わり際で、試合は不二対リョーマに戻ります。そしてまた不二の羆落とし。 しつこくスマッシュに拘るリョーマ、何度目かのスマッシュをネットに引っ掛けます。皆が「スマッシュを失敗するなんて」と驚く中、不二は「まさか…」と呟く。そして次のスマッシュ。ネットを掠る音がちゃんと聞こえます(笑) 不二の羆落としはアウト。「もうロブ上げてくれなくていいっスよ」とリョーマ。羆落としは再びアウト。「とんでもないことするなぁ。すごいね、越前君」「どーも」そこで菊が「あんなトコ狙うか、フツー? おチビのヤツ、ネットに当ててスマッシュの軌道を強引にズラしてんだぜ!」…全然関係ないけど、大石にもたれかかってるみたいなカンジですっごい仲良さげでした(笑) |
第一幕:紅白戦、部長対桃 |
そして、紅白戦は次の試合へ。「桃城、Bコートに入れ」「うっし、待ってました! で、相手は誰っスか?」部長が「俺だ」「うっ…そ……」これ、23日午後だけ、「ウッソダーン……」なんて壇君のセリフ取ってましたが(笑) 疲労には個人差がある。5分後に河村対海堂、その15分後に大石対菊丸。 で、「こんな時に部長とかい。ついてねぇなぁ。ついてねぇよー!!」そして桃城のソロ。曲調は、神尾の「リズムにのるぜ」と似てますかね。桃城はコートを右に左に走り回りながら元気一杯に…つーか、前回までの誰かさんよりずいぶん若返ったせいか、すっごいやんちゃなカンジの桃になりました(笑) 「実際の中学生ってこんなカンジだなぁー」みたいな。ただ…歌詞がちょっとよく聞き取れません…。恐らくサビの部分の歌詞がタイトルにもなってるんだろうけど…。まぁ、滑舌は要修行ってことで(笑) 部分的に聞き取っても、前後がよく聞き取れてないから本当に合ってるのかどうかわからないんだよね。多分、「パワーアップでいこう!」だと思うんだけど…。 けど、桃のこの歌、部長に対して「相手になってやるぜ!」みたいな歌詞があったんですよ…。桃城よ…いい度胸だな(笑) でも、睨まれてコソコソと逃げてたりしたけど(笑) 部長も部長で、拳振り上げて殴るマネしてたり、何かこう…おかしかった(笑) で、桃のサーブで試合開始。桃の球を打ち返しながら部長は「これだけのストロークは全国へ行っても相当な武器になる」そこで桃のドロップショット。部長は拾って返します。「ダメだ、返された!」というギャラリーに部長は「いや、いい攻撃だ」そして桃のダンクスマッシュ。部長は「アイツはただの単純なヤツではない。青学一の曲者…か」そして、試合はルドルフ戦D2の回想へ。 ルドルフ戦のD2。ほぼ最初から最後まで前回の公演のD2の試合シーンが再現されていたように思います。が…だいぶ省略はされてたかな、やっぱり。 いいコンビネーションを見せるんだけど、「スマッシュが浅ぇーんだよ」「バカヤロウ。お前こそポーチに出るならきっちり決めろよ」「「何だと、コラ!!」」から始まって、ケンカしてるのを審判に怒られて(笑)、淳のドロップボレーと海堂のスネイク…は打たずにネット。 柳沢が「俺たち6−2で勝つらしいだーね。観月のシナリオは怖いくらいだーね。当たるだーね」「てめーもうるせーんだよ、アヒル!!」 そして、「お前、このままアレ出さねーつもりか?」「闇雲に出しゃいいってモンじゃねーだろうが」「そうだーね、早く打つだーね」「貴様もうるせーんだよ、アヒル!!」「俺のどこがアヒルだーね」…ここは、ルドルフ公演の時とちょっと違ってて、柳沢ではなくステージ上の他全員がアヒルのマネしてました(笑) で、腹を括った海堂、ブーメランスネイク炸裂。桃城のダンクスマッシュも炸裂。そして、「さっきと同じ軌道…。勝負だーね、桃城!」で桃のダンクスマッシュは軌道が変化して、跳ね返ったボールが柳沢を直撃。「星が見えるだーね…」 ちなみに…桃&海堂が審判に怒られるシーンは計3回ありました。既に記憶が定かではないですが、1回目は「「何だと、コラ!!」」のところ。2回目はどこだか忘れたけど、柳沢に「また怒られてるだーね」とかからかわれてました。3回目は、声は入ってなくて2人がアタマを下げて謝る仕種をするだけ。 更に、途中で回想と現在が入り混じって、試合中に桃の相手がルドルフでなく部長になるシーンもあったんですが…どういう展開だったかは既に忘れました…。無念。…道理で部長だけベンチにいないと思った。多分、「このままアレ出さねーつもりか?」の前ぐらいだと思うんですが。けど…このシーンでも桃、「来い、部長!!」みたいなこと言うんですよ。…随分とこう…いい度胸だな(笑) やっぱりやんちゃだなぁ(笑) そして舞台暗転。 紅白戦に戻ると、桃がコートに大の字になっています。「なるほどね…。しかし、強ぇーや…」と1人呟く桃城。部長が「右足の捻挫は完治したようだな。だが、それを庇っているようでは本来の力は発揮されない」と話しかけます。 |
第一幕:紅白戦の結末 |
急に空模様が怪しくなる。カチローが「雨が降りそう」とか言った途端に、雷鳴と共に雨が降り始める。思わず小声で「ゴメン…僕のせい?」とか言ってるカチロー(笑) こんな天気では練習にならない。「1年はネットとボールを急いでかたせ!」と部長。 しかし、フェンスの向こうではまだリョーマと不二が向かい合ってます。「まさか、逃げないよね?」「この程度の雨なら、まだできるよ」そしてラケットを右手に持ち替えたリョーマ、サーブを打とうとしたところで「コラ!!」という声。部長が「そんなにやりたければ同じ部内、いつだってできるだろう」とたしなめ、不二が「残念だけど、この勝負、おあずけだね」そしてリョーマは「ズルイっスよ。自分が4−3で勝ってるからって、これからなのに…」と反論しようとします。が。乾に首の後ろを掴まれ、「つべこべ言うんじゃない」「だって」「だってじゃない」「でも」「でもじゃない」「……」「……」そこで姿勢を正して、「……ハイ」(笑) …ゆーや…すっごい可愛かった…。しかしこれ、千秋楽ではアドリブが(笑) 「だって」「だってじゃない」「でも」「でもじゃない」「……」「……」「…」ハイ、と言おうとする直前に、乾が「越前……そんなに俺の」「スイマセン!」(笑) 乾…また何か飲まそうとしてたね…(笑) 草太もそうだったけど…ミュの乾はすっかりそういうポジションだ(笑) そして、全員で部室まで競走。ビリの人にはペナル茶…とかまた言ってたかな? 乾が「用意、ドン!」と合図してみんなで舞台右側に向かって走り出すんですが…桃が足ひっかけてリョーマが躓いてたり(笑) しかし、22日午後は乾が左側を向いてポジションを取って、「ドン!」でさっと後ろ向いて走り出した(笑) ずるいぞ(笑) 23日午前は「用意」まで言ってから「靴紐が…」なんて言ってかがみこんで、「あ…じゃあ、俺も…」なんて菊丸まで靴紐を結び直して、みんなしてそんなことやってる間に「ドン!」とか言って一人で走り出した(笑) そして23日午後は、やっぱり「用意」まで言ってから「腰が…」なんて言って軽くストレッチして、みんなの気が緩んだとこで「ドン!」(笑) そして走ってる時に最後はリョーマが桃を転ばした(笑) 今までの仕返しか(笑) そして不二と部長だけがそこに残る。どんなに突き放しても、あっという間に追いついてくる。こんなスリル感、滅多に味わえないよ。「ねえ、手塚…。越前と試合した時、キミもこうだった?」「…知ってたのか?」「うん! 何となく」そして不二も袖にハケていきます。…この「知ってたのか?」の言い方、部長ファンとしては結構コダワリのあるセリフだったりするんですね。あんまり驚いてるように言ってほしくはない、みたいな(笑) そういう意味で一番しっくりきてたのは23日午前かな。 そして、部長のソロ。「誰にだって、ひとつやふたつ、弱点はある。だけど、それを見せるな。攻めろ。強くなれ」そんなカンジの歌。歌の背後に海堂と桃とリョーマが出てきます。 この歌…ゴマカシの利かない歌だと思いました。メロディーラインが、こう…それなりの歌唱力がないと歌いこなせないと思う。お城…ホントに歌うまいな…。 何か、この歌で部長の「弱さ」を垣間見た気がします。強さの中の弱さ。それこそ、「弱点」の部分を。完璧なように見えて、実は人並に不安を感じていたりする、そんなほんの少しの「弱さ」を。…この先、肩を壊してしまうエピソードを知ってるから余計にそう感じるのかもしれません。 歌の最後に全員が出てきて袖にハケていくんだけど…その時に、リョーマと亜久津が最後に睨み合います。 ここで第1幕終了。 |
第二幕:前日 |
第2幕は、まず幕が下りた状態で裕太がステージ右から出てきます。そして鳴り渡る「選ばれしエリート集団」のメロディー……って、着メロ?(笑) 裕太が携帯電話を取り出します。…お前の着メロかよ!!(笑) そして電話に出る裕太。「もしもし? …何だ、兄貴かよ」すっごい嬉しそうです、裕太(笑) 「え? 越前と試合した!? どうだった…? ……は!? 何だそれ!?」なんてやってるうちに、だーね柳沢が「苦しければ苦しいほど〜」と歌いながら出てきます。23日午前だけ、「ルドルフに集う我ら〜」でした。そして電話で何か話している裕太に気づき、舞台袖に向かって手招きして、裕太に聞き耳を立てる。みんな集まってきたところで、「よぅ、裕太。女? 女?」「くすくす。スミに置けないね」23日午後は裕太、「重いしウザイ」なんて先輩に向かって言ってました(笑) そして、いろいろ話している中で、赤澤が「観月は?」と。金田が「観月先輩なら、氷帝のデータを集めてくるって言って、山手線に乗ってどっか行っちゃいました」(笑) ここはアドリブがありまして。22日午後は、「観月先輩なら、東京タワーの上からこっち見てます」23日午前は「昨日東京タワーに行ったまま、帰ってきてません」23日午後は「観月先輩なら(自分たちが出てきた袖の方を指差し)向こうの方からこっちを見てます」…一瞬、シオが出てくるのかと期待しちゃいました(笑) そして観月がいないので、赤澤が「代われ」と裕太から電話を受け取り…「もしもし」なんて言った途端に、切れる(笑) 23日午前は、自分が出るとまたすぐ切られるからと、柳沢に「代われ」と言ってました。そして柳沢は不二とフツーにしゃべってたようです(笑) それを見た赤澤、自分にも代わってもらうんだけど…やっぱり代わった途端に切られる(笑) …観月がいないのが本当に悔やまれます…。赤澤だと、電話切られる理由がないもんねぇ。 その後、22日午前は赤澤が「えい、えい、ヌオオーーー!!!!!」22日午後はやっぱり赤澤が裕太のマネで「兄貴かよ。…似てたよな?」みんなが「似てない」とか言う中、木更津だけが、「うん、俺はいいと思ったけど」23日午前はメモがない…。23日午後は「赤澤ちゃん汁に続き、赤澤ちゃん汁デラックス!」とか言って何だか妙な汁を…。「飲みたい人! はい!」…誰も手挙げない(笑) そして結局赤澤が自分で飲んだ…。「ヌオ……オエェーー!!」とかって妙なことになってた…(笑) ……赤澤って、そういうキャラだったの?(笑) そして幕が開くと、そこはファミレス。亜久津とタカさんが座っています。当然ながら、優紀ちゃんはいません(笑) 「今日、うちの学校に来たか? 後輩が他校生に襲われたって…」「…クックックックッ」「……やはりお前か。ウチの後輩を襲ったのは…」このシーン、原作ではリョーマと桃と菊と乾が居合わせて見てるけど、それもないです、念の為。「悪いけど、ウチの生徒に手を出さないでくれ!」というタカさんに亜久津はコップの水をアタマからかけます。…本当に水かけてます。水、ホンモノです…。2幕初っ端から…大変だなぁ…。 で、亜久津とタカさんがいなくなったところで、ファミレスのセットの後ろからウェイトレスの格好した1年トリオが(笑) …ウェイターじゃなくて、ウェイトレスです。ピンクのひらひらです。途中で脱ぐけど(笑) で、恒例のトリオの歌。曲調は今までとまたちょっと違ったカンジ。振りの動作はちょっと機械っぽいカンジかなぁ? 「相変わらずの1年トリオ、これからもヨロシクね!」なんて言われると…微妙にこないだまでのメンバーのことも思い出します…。 そして、都大会の経過の解説。準決勝第一試合、不動峰vs山吹。けど、不動峰の選手は会場に来る途中で乗ったタクシーが事故に遭って棄権をしちゃったよ! 「驚いたよね! ビックリしちゃったよね!」そして、準決勝第二試合、銀華中vs青学。けど、銀華の選手は試合前の挨拶で棄権をしちゃったよ! 「ズッコケたよね! 全員腹痛かよ!!」 で、この歌のバックに、山吹のメンバーが歩いてきます。千石と壇君と室町の3人。22日午前は、千石は招き猫を持ってました。23日午前は壇君が招き猫を持ってて千石が拝んでました。23日午後は、千石が謎のコップを持ってました…。また汁か…? で、堀尾が「一番後ろにいるのが、ジミーズ!」「…誰もいないよ?」「心の目で見ると見えるんだよ」…それはもはや、地味と言うより…(笑) そして、決勝は青学対山吹。 |
第二幕:試合前・勝負の時が来た! |
第2幕のオープニングが、ルドルフの歌から始まります。ルドルフ、山吹、青学と出てきて、最後は全員での合唱。…亜久津だけいません、念の為。この歌、ものすごく気に入ったんですが…いかんせん、今回は4回しか観てないので、あまり記憶に残っていません。メロディーも既にあやふやです。絶対途中でメロディー摩り替わって覚えてる…。ちなみに歌詞は、「いくぜ、やるぜ、俺たちのパワー、永久(とわ)に響けよ! いくぜ、やるぜ、俺たちはファイター! 勝負の時が来た!」みたいなカンジ。いや…絶対途中どっか違ってると思う(笑) 試合前の高揚感が感じられる歌です。ダブルス2の入りもここだったかな…? 歌の途中で、部長がD2の不二・河村に「行って来い!」と言って、そこでD2が始まるようです。試合のシーンと言うより、不二とタカさんがボールを打ってるだけですが。 リョーマが一人で寝ているところに、壇君がやってきます。「Tシャツに着替えたし、青学を調査するです!」張り切る壇君、でもバンダナが下がってきて前が見えない。フラフラと歩いているうちにリョーマに躓きます。「何か踏んじゃった!」「…前、見えてんの?」謝る壇君に「別にいーけど」とか言いながら伸びをするのが可愛いです…。そしてそれが青学の生徒だと気づいた壇君、「もちろん、彼の応援をしに行くんだよね? 越前屋っていう、1年レギュラー!」思わずポンタで噎せるリョーマ。結局、壇君の「越前屋」についての質問にいろいろ答えてあげるんですね。「得意技は?」「ツイストサーブ…かな」「他には?」「…まあ、オールラウンダー…ってことで」何か、微かに照れてると言うか悪い気してなさそうなのがすごいイイ雰囲気です。「身長はどのくらい!?」「………151センチ」いきなりぶすっとして声のトーンも下がるのが可愛い…(笑) 「ウッソダーン!」 このシーン、23日はアドリブがありました。得意技を聞かれたリョーマ、午前は「ツイストスピンショットかな」「それって、あのルドルフの人の…」午後は「ムーンボレーかな」「それって、あのゴキブリみたいなアタマした人の…」ゴキブリって(笑) 更に、身長を聞かれた時も、「………151センチ」「え?」「……151センチ!」「え!?」「…151…」「ウッソダーン!!!」…壇君…黒いなぁ…(笑) で、壇君が自分がマネージャーやってるのは背が低いから…と言ったところで1年トリオがリョーマを呼びに来ます。「そろそろ行くけど…。テニスは背丈でやるもんなんだ?」それで今まで話してたのがその「1年レギュラー」だと気づいた壇君。 そこに亜久津が現れ、壇君はたった今調査した成果を知らせに行くけど…亜久津には相手にされない。何か健気です…。 |
第二幕:ダブルス1・俺たちジミーズ&GOOD COMBINATION |
舞台が暗転して、ボールの音が響く。明るくなる時に、D2決着。6−3で山吹の勝ち。バーニングで悔しがってるタカさんのラケットを不二が取り上げると、タカさんは「…すまん、手塚……」と泣きそうな声で謝ります(笑) そして、山吹のダブルスの強さを印象づけたところで、D1。 「大石・菊丸ペア!」と呼ばれると、キラーンという効果音と共にスポットライトが当たる。山吹の「南・東方ペア!」は…どよーんという効果音と共に…スポットライト…は……どこ?(笑) 「…暗いな…」大石まで、「み、見えない…」なんて(笑) そこで山吹の2人は「ここだよ!」なんて言ってライトを自分たちに向けさせて、ジミーズの歌。これ…こういう曲調、何て言うんだろう…。「俺たち、ジミーズ。派手じゃ、ないが〜」云々と歌い始めて…でも歌い出しと同時に、ステージ上のメンバーほとんどコケてます(笑) この歌の途中だったかな…山吹のメンバーはそれなりにみんな踊ってたりするんだけど、青学のメンバーも微妙に踊ってたり…。部長もタカさんに止められてたり…。最後の「俺たち、ジミーズ。ヤ!」が何かこう…ホントに地味だなぁ、みたいな…(笑) ノリノリというワケではなくて、でも本人たちはそれなりにノってるつもりなんだろうなぁ、みたいなのがね…(笑) 山吹の南・東方は大石にとって因縁のペア。菊が「リキむのは俺がへばってからね!」と大石にデコピン。そして試合開始。 試合は、山吹優勢で始まります。集中的に狙われる大石。一人で打ち返す大石に、「あの時と同じだ…」とルドルフ戦D1の回想が入ります。 動けない菊の分まで一人でがんばる大石。しかしルドルフのマッチポイント。「終わりだ、大石!」と赤澤。その瞬間、それまで一歩も動かなかった菊がボールに飛びついて打ち返し、「大石、おまたへ! 充電完了だよーん!」そして試合はタイブレークに突入。大石のサーブからということは、「オーストラリアンフォーメーション!」…ベンチで、カチローが回転してました。くるっと横に1回転。何の意味があるのかはわからんが(笑)、すげェ…。 どんどん調子を上げていく菊丸、「菊丸、ビーム!! どーん!!」なんてやって思わず桃に謝ってたり(笑) 回想シーンから戻ると、菊が「嫌味な攻撃しやがって…」と大石のカバーに行こうとしますが、「動くなー! 英二!!」と大石が止めます。昨年も同じことをやられた大石、無理に動こうとするとフォーメーションが崩れそこを狙われるのはわかっています。そして、「今やるべきことは、冷静に対応することだ!」と、得意のムーンボレー。「昨年と同じ技で、倒せると思ったのかい?」と大石。 ここでゴールデンペアの歌だったかな…? 「GOOD COMBINATION」の歌。(←多分、タイトルは十中八九コレだと思う) 大石・菊丸とジミーズが踊ってる後ろに、赤澤・金田と柳沢・木更津も出てきて一緒に踊ってます。赤澤・金田が面白いです。何かこう…赤澤が腕を振り上げて金田を怒るマネするのね。それが何だかすごいおかしい(笑) しかしジミーズも負けてはいません。完璧なサインプレーでポイントを重ね、1ゲーム先取。「あいつらも、地味は地味なりにテンションが上がってきたみたいだぜ」なんてものここだったかしら。ゴールデンペアはハイタッチしたりしてるのに、ジミーズはラケット突き合わせて「ぬう〜〜」みたいなカンジなのよね…(笑) 千石が「いよっ、いいぞー! ジミーズ!!」と声をかけると、桃とリョーマ「ジミーズ、恐るべし」なんてポーズ取りながら言ってたり(笑) だからと言って、青学も押されてばかりではない。菊丸が「大石! 熊の大五郎が寝転んだのは?」一瞬混乱するジミーズ。大石は「あのよく倒れるぬいぐるみ…」と呟き、「OK、左だな!」しかしその球を思わぬところに打ってくるジミーズ・南。それをアクロバティックで打ち返す菊丸。「そろそろ攻めてもいーよな、大石?」「ああ、英二にしては、だいぶ我慢したな」 そして何だかんだでアクロバティック全開の菊丸。試合は青学の勝利に終わります。負けたジミーズに対して、亜久津が「礼を言うぜ。無様な負け方してくれやがってよ。これであの青学1年をいたぶれるぜ」 |
第二幕:シングルス3・俺は強い!! |
そんな雰囲気を気にする様子もなく千石は、「後は俺たちに任せていいよ。しかし、亜久津に全部オイシイところ持ってかれたからなー。せっかくジャンケンに勝ってシングルス3取ったのに、残念、越前君じゃないんだよね」それを聞いた桃、「悪かったスね、越前じゃなくて」「いや、そういう意味じゃないよ。ゴメンゴメン。だってアレだろ、君だってダンクスマッシュ打つんだろ?」「今更遅いっスよ」 そしてS3試合開始。ここではネットが取り払われてます。まずはサーブ権のトス。桃城が「フィッチ?」と聞くといきなり「サーブをもらうよ」と千石。「それは表か裏か当ててからでしょ?」「当たるよ。じゃあ、一応ラフで」桃のトスはその通りラフ。でも千石は、「やっぱりサーブあげるよ。今日は北東の方角がラッキーだから、こっちのコートでリターンもらおっかな」 パワーテニスで千石と同等に渡り合う桃城。ダンクスマッシュも炸裂。桃城優勢か、と思いきや、千石もダンクスマッシュ。「この練習用ラケットじゃスピードが出ないなぁ。そろそろ試合用でいくよ、オモシロ君」 そして千石はステージ後方の台の上に。千石の得意サーブ、虎砲。サーブのフォームがすっごいキレイだった…と言うか、ホントに虎砲っぽかった。そしてあっという間に40−0。しかし桃はそこで立ち直り、虎砲を打ち返します。「おーい、越前! 俺にも試合用ラケットをくれ!!」ベンチでは、タカさんが「コレかな?」みたいなカンジでラケットを持った瞬間バーニング(笑) 慌ててみんなでラケットを取り上げます(笑) …ちなみに、桃城の試合用ラケットなんてありません(笑) ちなみに、ルドルフの柳沢・木更津が様子を見に来るシーンもありました。どっかの試合前では、ルドルフメンバーみんな出てきて激励しあうシーンも。 千石と互角の試合を繰り広げる桃城ですが、左足がケイレンし始めます。それに気づいた乾がそっと桃に声をかけて試合を止めさせようとしますが、桃は「暴れたんねーな! 暴れたんねーよ!!」と。それでも桃の不利は否めない。結局、周りに足のケイレンを気づかれます。大石が止めに入ろうとするのを部長が遮ります。千石は思わず「俺ってラッキー! …いやいや、人の不幸を喜ぶのはいかんぞ!」足をひきずりながら桃城は、前日の紅白戦での部長の言葉を思い出します。「お前は強い。だが、右足を庇ってその力を発揮できていない。捻挫は完治しているハズだ。その右足は飾りか?」そして、「そーっスね、部長!」と右足1本でジャンプした桃城、「俺は、強い!!」とジャックナイフで千石の打球を打ち返します。千石はその打球を捕らえるものの、威力に押されてラケットが弾かれる。 そして試合は桃城の執念勝ち。担がれてベンチに戻る桃に、「ホントにケイレンしてんの?」と菊が桃の左足をペチペチと叩く(笑) そしてみんなに怒られて部長に首根っこを捕まれる(笑) ベンチに戻る時に、タカさんが桃をお姫様抱っこしてました…。そしてベンチに座らせる時に何故かわざわざ部長の膝の上に下ろすんだ…(笑) |
第二幕:シングルス2・勇気vs意地 |
S2は、リョーマ対亜久津。亜久津の性格をよく知ってるタカさんは、リョーマを心配します。が、リョーマは特に気にする様子はない(笑) で、リョーマのサーブから試合開始。いきなりネットに出るリョーマ、ドライブAで亜久津にボールをぶつけます。「おっと、ゴメンゴメン。あんまりテニスをナメない方がいーよ」この言い方がまたすんごい生意気で、ゆーやもホントにリョーマらしくなりました…。「今のは堀尾の分」後ろで堀尾が感動してます。「まだカツオの分も残ってんだからさ」カツオも感動してます。…原作ではカチローだったけど…ミュではカチローは全然無事だからなぁ…(笑) 「お前、もう逃げらんねーぜ」と初めて構える亜久津。リョーマのツイストサーブも難なく打ち返し、「お前はもう、俺からポイントを奪うことはねぇ」リョーマの動きと全く逆方向に打ってきます。コレ、正面より上から見てた方がライトの動きが逆に行ってるのがよくわかりますね…。 あっという間に1ゲーム先取されたリョーマ、1本足のスプリットステップで反撃に出ようとしますが…亜久津は「無駄だ、小僧!!」とリョーマが跳んだのと完全に逆方向へ。攻めあぐねるリョーマ。ベンチもだんだん深刻になってきます。不二が「乾…越前が勝つ確率は…?」「…うん……」ハッキリ答えられない乾。 とうとうリョーマは構えもせずに、やる気なさそーにボールをただ打ち返します。そうやってロブを上げるのと同時に、ネットへダッシュ。ロブで頭上を越えさせて後ろに落とそうとする亜久津に、「逃げんの?」とリョーマ。「いい度胸だ、小僧!」と亜久津はリョーマめがけてボールを打つ。顔面直撃…と思われたボールは、亜久津の後方へ。わざと自分に当てさせて亜久津を出し抜いたリョーマ。「ねぇ、もう1ポイントも取らせないんじゃなかったっけ? まだまだだね。ウソツキ」…この「ウソツキ」の言い方…22日午前は「ウ・ソ・ツ・キ」だったのが、その後3回は「ウソつき」とフツーになってたんですよね…。ちょっと寂しかった…。「ウ・ソ・ツ・キ」の方が可愛いのに…。 しかし二度通用する手ではない。ピンチは変わらない。しかしリョーマは裕太のスーパーライジングをマスターしていました。その打球も打ち返してくる亜久津。また完全に逆をつかれたリョーマですが、「親父…強くなりたい!!」と必死にボールに飛びつき、打ち返します。亜久津からポイントを奪ったリョーマ。亜久津と2人で「ハッハッハァー!」とか笑いながら、「アンタはいい踏み台になるよ」「ぶっ潰す」 逆に跳んでも、1本足のステップだったからこそノーステップで逆に跳ぶことができた。「あれがあのステップ本来の使い方だったんだね」と不二。リョーマが亜久津の姿を完璧に近づけたのと同様、リョーマもまた、亜久津によって眠れる力が引き出されている。 それでも、亜久津には負けられないワケがある。一生懸命練習したなら、負けても「カッコ悪い」とは思わない、だが、亜久津は…。バカにしてきたテニスで負けることほど、格好悪いことはない。それが亜久津が負けられない理由。伴爺の「緩急をつけてみては?」というアドバイスは、千石の役目になってます。 試合は一進一退。そして緩急をつけ始めた亜久津。それでもどんなに不利な状況でも、リョーマは負けずに食らいついていく。「勇敢な男だよ、越前は…」やっと動きについていけるようになったと思ったら、相手は更に実力を増す。「普通なら、焦って気持ちが弱くなるところだよ」「弱い心を持つことが戦いの場において一番ダメなことを、越前は本能的に知っている」「亜久津の意地と、越前の勇気。より強い方がこの試合を制す!」 ここで、青学メンバーの歌。「勇気vs意地」。(←多分、タイトルは十中八九コレだと思う) 曲調は「I'M ALWAYS WINNER」に近いと思います。メロディーはだいたい覚えてるけど、やっぱり4回じゃ歌詞は覚えられないや…。コレ、サビの部分がすっごい好きです。思い出すと泣きそう。「勇気ある者に、微笑め! 勝利の神!」ってのが。「勇気ある限り、俺は負けはしない」とリョーマ。「意地でも負けるワケにはいかねぇさ!」と亜久津。 試合はとうとうリョーマのマッチポイント。「まさかここまでやるとはな」「実力の差じゃないの?」激しい打ち合いを繰り広げる2人。「そー言えば、アンタにはまだ借りがあったよね」亜久津の顔面を狙ったドライブAは打ち返されます。そして、「俺も石ぶつけられた!」とスマッシュの構えを取るリョーマ…だが、そこでドロップボレー。「よくもヌケヌケと…」ゲームセット、リョーマの勝ち。ネット越しにリョーマの胸倉を掴む亜久津。「俺の勝ち。アンタも割とがんばったけどね」とリョーマ。 テニスをやらないか、と持ちかけようとする山吹メンバーに、亜久津は「つまらねぇ。この試合だけで十分だ」と言い残して立ち去っていきます。 |
第二幕:都大会閉幕 |
ルドルフメンバーが「あいつら、バカみたいに喜んでるだーね!」「そりゃそうですよ。優勝ですよ?」なんて話してます。結局、氷帝に負けたルドルフ。「あの、カバ何とかってヤツ、でかすぎるだーね!!」仲間にたしなめられて、平気そうに鼻歌を歌って木更津に寄りかかって男泣き(笑) 裕太も、たった15分で負けてしまった。そして、あの跡部。氷帝の強さを印象づけたところで、エンディングです。 千秋楽では、「俺たちも次は絶対負けないだーね!」「赤澤部長、ずっとついていきます!」なんてセリフもありました。 ルドルフメンバーと山吹メンバーの歌でエンディング。「輝け、もっと!」「俺たちだって、アイツらと同じさ」みたいな歌。1年トリオが試合結果を話してるシーンも。「優勝、青春学園! 準優勝、山吹中!」のアナウンスの後、3位が銀華で4位が不動峰、そして5位がコンソレーションを勝ち上がった氷帝。いよいよ、次は関東大会! そして、壇君と亜久津のシーンも。「やめないでください!」と訴える壇君に、「俺を目指しても、その先に可能性はないぜ」と亜久津。舞台袖の方向を指差し、そっちを見た壇君は「越前君…」と。立ち去る亜久津の背中に、「僕も選手としてあのコートに立ちたいです! いえ、立つです!」と誓います。 そして、青学メンバーのエンディングダンス。曲の後半はオープニングの「Run!」の歌です。最後は、「We are running forever!」…ホントに、走り続けてほしいです、このメンバーも。 |
第二幕:カーテンコール |
桃の「パワーアップでいこう!」の歌でカーテンコール。一人ずつ出てきてご挨拶。亜久津はやたら紳士でした(笑) ルドルフは相変わらずで。やっぱり、こう…青学は全体的に若くなったよね(笑) 最後に一列に整列した時、千秋楽では部長がリョーマをお姫様抱っこしてたんですよ!! ……いいモノを見た…。素で「あーっ、あーっっ、あーーっっっ!!!」とか叫んだのは初めてだったよ…。てか、部長は幕が下がる時に最後まで寝転がって手を振るのが可愛い(笑) みんなで手つないでお辞儀する時も、お城は片足を一歩引くんですね。それをゆーやが引っ掛けて転ばそうとしてたり(笑) いいなぁ、リョ塚っぽくて…。(え?) そしてその千秋楽、やっぱり「これで全て終了です」ってアナウンスが入っても、拍手は止まないんですね。で、ゆーやが最後にご挨拶。…泣けました。すっごい、ホッとした顔してました。かつてないほどのプレッシャーがあっただろう。自分が新メンバーを引っ張っていかなくてはいけないのに、不動峰公演にも出てたため、十分に稽古に参加できなかったりもしただろう。旧メンバーからのファンのいろんな声も、きっと耳に入ってしまっていたんだろう。自分たちが不動峰に行ってる間も、「赤澤堅治が…」…名前混ざってるし(笑) 「赤澤役の青木堅治」ですね(笑) …そうなんだよ。今回、何でルドルフも出るんだろう…と思ってたけど…この状況を鑑みると、ルドルフ組がいないとこの公演、まとまらないよ…。引っ張っていける人が誰もいなくなっちゃうもん。で、ゆーやにとって一番頼りになったのは、堀尾役のゆーすけだったそうです。そんで2人で抱き合って。でも、ゆーやは「今回は泣きません!」と。「俺は、越前リョーマだ!」と。ゆーや…この半年で、本当にずいぶん成長したよね…。ライブの時はあんなにいっぱいいっぱいだったのに、すっかりリョーマとしての貫禄が出てきたなぁ。ホントに、がんばったね…。 次回、どうなるんでしょうね。ルドルフがしきりに氷帝の強さをアピールしてたから氷帝がすぐに来るのだろうか…。でも、校内ランキング戦もやってほしいな。部長対乾の試合。すっごい見たい。 全体的にはね、いろいろ言われてたりもしたけど、彼らの初舞台としては、「2代目メンバー」の初公演としては、成功だったと思いますよ。この先も見守っていきたい。彼らがどう成長していくか、すっごい楽しみです。 |