「ルーンクエスト」のこと。

某コンベンションで知り合った人たちと始めたキャンペーン。
右も左も、わからないことばかり…。


アメリカ生まれのTRPG。何度も版を重ねているらしく、全部そろえるのはかなり不可能に近い…。いや、セッションのたびにGMが持ってくるルールブックの束を見てて思った…。
ルールブック以外にワールドを詳しく解説したものがほとんどないみたいなんで、せっかく緻密な世界があるのに、ちょっと勿体無い気がします。
「ルーンクエスト」で超人的な力を身に付けたキャラクターには、更に「ヒーロークエスト」なるものがあるそうな…。恐ろしや…。
キャンペーンをやっているので、現在進行形で修正が加わっていくかもしれません。ここは。
ワールド
世界の名前は「グローランサ」と言います。この世界は平面状の世界です。数えきれないほど多くの神がおり、雰囲気はケルト神話に近いでしょう。この世界には様々な事柄を表す「ルーン」という文字があります。 「風」のルーン、「死」のルーン、「真実」のルーン、「火」のルーン、「熱無き光」や「移動」「支配」なんてのもあります。
神々の主神が、「オーランス」。嵐・風の神です。オーランスの所有するルーンは、「移動」「風」「風」「支配」。 ルーンの数が多いことはすなわち「強い」神である証でもあり、同一のルーンを2つ以上持つことは、自分がそれを司る存在であることを示します。 4つのルーンを所有するオーランスは、かなり強力な神であり、「風」のルーンを2つ持つことから、「風」を司る神である、と言えるわけです。
オーランスの兄にあたる「フマクト」という神は、「死」「真実」「死」の3つのルーンを持っています。かつてはオーランス同様「風」のルーンを持っていたのですが、 まあ、いろいろ事情があり、自ら「風」のルーンを捨てた、ということです。そして「死」のルーンを2つ持つフマクトは、「死」を司っています。
「イェルマリオ」の持つルーンは「真実」と「熱無き光」の2つのみ。あまり強力な神ではない、と言えます。

ここには「サーター」という王国があり、殆どがオーランスかその系列の神を信仰しています。が、サーター王国は、「ルナー」という帝国に侵略され、あちこちの都市がルナーの占領下に置かれています。 このルナー帝国は「赤の女神」を崇めています。オーランスと赤の女神は仲が悪いため、自然、サーターとルナーも仲が悪くなります。
どうやら、我々PCの目的は、来るべきルナーとの戦争に向けて力を蓄え、いずれルナーを倒し、サーターを復興させることにあるようです。…ホントにそんな大仰なものなのかなぁ…。

神話
限段階では、あまりよく知りません。聞いた限りで書いていきます。

かつては、「イェルム」が「皇帝」として神々の王の座についていました。が、オーランスがイェルムに対し力比べを挑み、3つの勝負全てに勝利したにもかかわらず、審判役はイェルムの勝ちを宣言しました。 それに腹を立てたオーランスは、「死」と呼ばれる剣でイェルムを殺害。かくして、オーランスが神々の王となったのでした。
しかし、イェルムは太陽神でもあったのです。太陽を失った世界は、暗黒に包まれ、多くの混沌が世界を侵略し始め、世界は崩壊の危機に直面しました。 これには流石にオーランスも「やりすぎた、俺のせいだ」と自分の非を認め、世界に光を取り戻すべく、数人の仲間とともに「光持ち帰りし者たちの探索行」に赴くのです。 そして幾多の試練をくぐり抜け、あの世からめでたくイェルムを連れ帰り、世界には光が戻ったのでした。でも決して、オーランスとイェルムが仲よくなったわけではないらしい…。

システム
判定は、全てD100で行います。ある行為が成功するかどうかは、D100を振って、その技能の成功率以下ならば成功。ただし、 どんなに成功率が高くても(100を超えてても)「96〜100」では失敗です。逆に、どんなに成功率が低くても(修正でマイナスになっていても)「05以下」であれば成功します。 また、成功率の20%以下を出した場合は「効果的成功」、5%以下で「決定的成功」…になるのかな?  このへんちょっと、私らはルール変えてやってるんで、よくわかりませんが(^^;) 時々、能力値を判定に使うこともあります。

能力値はダイスで決めます。人間の平均値は、ものによるけど、10〜13くらい。その数字が技能値に反映されます。年令の高いキャラは、 それだけ多くの経験を積んできた、ということで、技能値を成長させることができます。
キャラクターは「入信者」からスタートするわけですが、司祭レベルに到達するには、特定の技能をか〜な〜り、上げなくてはなりません。その技能に関しては、「苦手」でも「90%」はなくてはならない…。

戦闘は、1ラウンド(12秒)が1〜10の「ストライクランク」で区切られています。何か行動したい時…攻撃したり魔法をかける時には、自分の敏捷性や武器の扱いやすさ、魔法のレベルなどで、 どの段階で動けるかが決まります。自分のやりたい行動のストライクランクを計算し、数字が少ないほど早く動けます。
コレに関して、我がパーティーにはバケモノがいます…(笑) えぇ、人間の限界を超えた(?)、驚異の敏捷性を誇るキャラが…。GMが思わず絶句してしまうくらい、超高速の行動ができる人が…。

キャラクターには、能力値から算出された「魔力ポイント」、「疲労ポイント」、「ヒットポイント」があります。魔法を使えば「魔力ポイント」を消費し、 戦闘中など動き続ければ「疲労ポイント」が減少し、ダメージを受ければ「ヒットポイント」が減ります。
「魔力ポイント」が0になれば気絶し、「疲労ポイント」がマイナスになると判定にペナルティーがつきます。「ヒットポイント」に関しては、 「トータルヒットポイント」と体の各部位のヒットポイントがあります。例えば右手に受けたダメージは、「右手」と「トータル」の両方のヒットポイントに影響します。 「右手」のヒットポイントが0になれば右手は使えなくなりますし、体の各部位へのダメージが大したことはなくても、トータルヒットポイントが0になれば死にます。 部位のヒットポイントが回復すれば、トータルヒットポイントも回復します。

ある行為が成功したら、その技能にチェックを入れることができます。チェックのついた技能は、成長する可能性があります。やればやるほど、上達する(かもしれない)、 だが、やらなければ全く上達しない、というわけです。成長チェックに成功すれば、その技能値を上昇させることができます。

キャンペーンのこと。

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