ミュージカル追加公演
2003年8月8日:東京・日本青年館

恋煩い。
このミュージカル。ゴールデンウィークに上演されたものなんですね。でもその時は、金銭的・体力的にちょっとヤバそうなカンジがしたんで、行かなかったんです。行かないと後悔するかもしれない。それを承知の上で行かなかったら…やっぱり後悔した(笑) でも、覚悟の上で行かなかった分、後悔の度合いは低かったんですね。
だがしかし。追加公演決定。行きたい!と思ったら。日程がモロに平日。何で!……そうか、お子様は夏休みだ……。しかも大阪でもやるとか言って、最終日…コミケ初日じゃん(笑) テニプリって、初日に配置されてるのに…。ケンカ売ってるでしょ…。なんて思いつつ、諦めようと思ったんです。
でも。7月にゴールデンウィークの公演のライブCDが発売。買って聴いてしまったら…もう見たくて見たくて。ずーっとソレばっかり聴いてて、仕事中もずーっとアタマの中回ってて、しかも普段歌を聴いてても歌詞なんて全くアタマに入っていない私が、歌詞カードも3回くらいしか見ていないにも関わらず聴いてるだけでかなりの歌の歌詞を覚えてしまってて。もう煮詰まって焦げ付きそう…。この気持ちはまるで、そう、恋煩い。(失笑)
そんなこんなで、耐え切れず、8日(金)だけ休みを無理矢理ブチこんで、当日券狙いで行くことを決意したのが4日(月)。…無事に当日券買えますように買えますように買えますように…。南無〜〜〜。

チケットを手に入れろ!
さて、当日券。サイトを見たら、開演1時間前から発売とか書いてある。しかし枚数はわからない。…せめて、遅くとも更に1時間前…10時には着いていたい。と思ったのに。何だか家を出るのがちょっと遅くなり…そしてどうして私が船橋から快速に乗ると、尽く特急の通過待ちにひっかかるんだろう…。思わず、ミュージカルのCDで聴いた不二のパートの「負けるもんか、負けるもんか、いくぞ覚悟はできてるのかい」って部分がアタマを回ってみたりして。
で、会場に着いたのは10時半頃。やっぱり列ができている。目算で…100人ってとこか? これなら、買えるか?? …とその時は思ったのですが。何と、あろうことか、開演15分前に、私の4人前の人で列が切られた! 「この先はチケットが用意できるかわからないから、開演ギリギリまで待てる人だけ並んでくれ」だとー!? 5番目って…どうなんだろう…。いや、でも5番目だし! きっと何とかなる! 絶対何とかなるー!! と信じて並んでいたんです。えぇ、そりゃもう、「立ち見でいいから入れてくれー! ダメなら今から夕方の当日券の列に並んでやるー!」って勢いで。
そしたら。「どなたか、一人で来てる方、いらっしゃいませんか?」という声。思わず反射的に「はい」と手を挙げていた私(笑) 「1枚余ってるんですけど、よろしかったら…」「え…いいんですかッ!?」…少しは躊躇しろよ、私(笑) あ、ちゃんとチケット代は定価で払いましたよ。えぇ。

何でも、この方…仮にDさんとしましょう。先輩のNさんと、追加の東京公演3回ともチケット取ったんだそうです。けど、8日の昼はNさんが来られず、夕方はDさんが来られなくなり、1枚ずつ余ってしまったのだとか。…Dさんが連絡つけてくれて、夕方の回もNさんから1枚譲っていただけることになりました(笑) 世の中、捨てたモンじゃない…。思わず、「おめっとサンバ」の「アンラッキーが大ハッピー」のあたりがアタマを回ってみたりして(笑)
もうちょっと早く家を出ればよかった…とか思ったけど、それだったら多分ちゃんとチケット買えてて、こういうラッキーな出会いはなかったよなぁ…。とか思うと、人生ってフシギ。…ちなみにDさんはリョーマ受が好きで、Nさんは乾塚がお好きなんだけどリョ塚本出してるって言ってたような…(笑)
しかし先方も、「一人で来てる人なんて見つかるだろうか…」という不安を抱えたまま、一人で当日券に並んでる人を探してたみたいです。あぁ、ホント、何てラッキー。…ってゆーかむしろ、仕事休んでまでしかも一人で見に行った私がバカなだけだっつー話? …一人で来てる人、ほとんど見かけなかったよな…そう言えば……。

観劇! 感激!!
Dさんとご一緒させていただいた昼の部の席は、1階の一番後ろの真ん中よりちょっと右寄りの通路側。ステージが見渡せて、なかなかいいかも。声はね…客席の歓声に消されて聞こえない部分もあるんですが(笑) でも通路側だから、カーテンコールの時に役者が来るんですよ! …もうちょっとで柳(リョーマ)に触れたのに…チッ。(おい)
そしてNさんとご一緒した夕方の部は、前から5番目の真ん中へん。ちょっと通路から遠いから役者に触ることはできないけど…でも、昼の部でステージ見渡して流れをアタマに入れておけた分、ステージの端から端まで見るのは大変でもポイント絞れたし、何より役者の表情が見える! セリフが歓声に消されないで聞こえる! ラケットが空を切る音が聞こえる!!
そして更に、CDをさんざん聴いてほとんどの歌をアタマに入れておいたのが更に功を奏したと言うか、「俺の勝ちだ!」ってカンジ(笑) 歌に気を取られずに動きに集中できたからね。歌を気にしなくて言い分、他の細かいコト覚えるのに集中できるから(笑) …そのくせ、微妙に一緒に超小声でほとんど口パク状態で口ずさんでいたのは誰だろう(笑)
けど…やっぱり部長のダンスは、あんまり激しいのはなかったやね…。すっごく大人しい振りだったなぁ。まあ、部長らしいと言えば部長らしいんだけど。タカさんも、CDで聞いてた方が激しいカンジがしたなぁ…。ちょっと豹変ぶりが大人しいかな?と思った。まあ、役者が前回と違うからねぇ。しかし、曲もけっこうツボなんだな、これがまた。煮詰まった原因のひとつはそこにもあったりする…。

しかしまあ、アドリブがけっこうあるみたいで。細かい小ネタなんかは公演ごとに違う部分があるみたい。私が見た2回の公演でもちょろちょろと違う部分があったし。「ネタバレは嫌!」つっていろんなサイトの観劇レポート見ないのもひとつの見方だけど、見ておいて細かい違いを楽しむのもそれはそれで面白いかもしれない。
しかしあのノリ。ミュージカルじゃねぇ…(笑) どっかのアイドルのコンサートみたいだ…。テンションが異常だよ…。「キャー!」と言うより、「ギャーー!!!」ってカンジ。みんなおかしいよ!(笑)(←お前もな…) すごいなぁ…。
ちなみに、お昼の部の公演を見た後、パンフを買いました。初回公演のも売ってたから、思わずそっちも買っちゃったよ…。何故かポスターまで買っちゃったよ(笑) 更に団扇まで(爆笑) 写真はさすがに買わなかったんだけど、全員分買ったら特典として直筆サインがついてきた、というのを知ったのは、2日後でした。…むぅ……。(←ちょっと残念らしい)
チケットを譲ってくださったDさん、Nさん、本当にありがとうございました。感謝感謝です。いくら感謝してもし足りないくらい。よかった…。よかったよ、ホントに……(涙)
てゆーか…滝川英治…ホレそうです、ゴメンナサイ(笑) 柳もカワイイしなぁ…。はふー。ちなみに、滝川英治は身長が186センチあるみたいなんですが…部長も実際、そのぐらいまでは伸びそうよね…。とか思うと、生身の部長を見てるみたいで、何かこう(笑)
しかし…コスプレしてる人が何人かいたんですが…小学生の子がリョーマの格好してるのはまあ、ちょっと微笑ましいかな、と思ったんだけど…おねーさん方…よくやるね…(苦笑)

んでは、次のページから公演レポート。既にもう記憶が曖昧な部分があるのが何か悔しい…。私の記憶違いの部分もあると思うんで、そのつもりで読んでくださいな。…1日に同じの2回見ると、違った部分があっても混ざるしね…。



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